2023年8月6日日曜日

栗の老木、突風に倒れる

おそらくだが当地域では今年は今日8/6の日曜日が多くのところで「墓なぎ」の日である。多くの墓所で一斉に清掃活動が行われているはずだ。お盆の前に墓地利用者(大抵は同一姓の親類)が一堂に会し共用部分を中心として清掃するのがしきたり(サラリーマンが増えた以降は日曜日というのが慣習のようだ)となっている。

その日を前に、先日のゲリラ豪雨と強い風が当地を襲った際に墓所近くの栗の大木が倒れた。内部が虫にかなり蝕まれており、倒れるのは時間の問題であったが、それにしても太い樹がいきなり折れたのだからすごい風の威力だったようだ。


こともあろうにこの栗の大木が墓所に通じる小径を完全に塞いでしまった。お盆前のしかも墓なぎ直前のタイミング。全くもって余計な仕事ではあるが至急片付けせねばならなくなった。久しぶりに出番となったチェーンソーを駆使しての切断作業と、運搬機による太い幹部分の運搬・撤去まで一時間ほどで終了。炎天下の作業ではあったが順調にはかどった。

運搬機は力持ちだ
このような生木の大木も軽々と軽快に運んでくれる
省力化に貢献している

このようにして、樹木の世代交代・置き換わりが進んでゆく。今回処分したこの栗の木からは随分と長い期間(40~50年だろう)にわたって大粒で味の良い良質の栗を収穫してきた。多大な恩恵にあずかってきたこの木に感謝しつつ、根元部分を切断。最期を見届けた。

ここには新たな品種の栗の苗木を植えることにしよう。

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