月刊誌「サライ」の最新4月号(←一部試し読み可能なリンクはこちら)は『花見列車の旅』と題した特集号だ。
全国各地のサクラを愛でられる6路線が紹介されていて、その中に我が『水郡線』がエントリーしている。
他の5路線は東北本線・京福電気鉄道・樽見鉄道・のと鉄道・嵯峨野観光鉄道。これらの多くは残念ながら行ったこと・乗ったこともない地方路線であるが、いずれもそれぞれ有名な観光地を有し、サクラの名所も多い(と推測)。いずれもフォトジェニックなサクラが紹介されている。
で、サライには水郡線のどこのサクラ、地域が紹介されているのだろうか。
実際のところ、水戸〜郡山間で季節を問わず見応え有る景色・水郡線の白眉は西金駅以北で福島南部にかけての部分であろう。特に矢祭山駅と磐城石川駅間の、狭隘な谷間を線路が走り久慈川がグッと迫っている一帯であることは皆が認めるところではないかしらん。
ことサクラに関しては、残念ながら茨城サイドには存在感あふれる単独樹や見事なサクラ並木は、線路の近くにはほとんど無い。強いてあげれば西金駅周辺のサクラ(ソメイヨシノ)くらいであろうか。
茨城北部から福島南部の里山には枝垂れ山桜の大木が多く存在していて、中には三春の滝桜に代表される全国区で名の通ったサクラもある。なんとなくだが福島県側は特に良く保存されていて数も多いように思う。茨城側はサクラに余り関心が無かったのか、あるいは愛でるほど生活に余裕がなかったのか、古木・大木は人家近くにはほとんど無く、あっても人里離れた山中の不便な場所にポツンとあるものが多いようだ。無論、昭和以降に公園として整備されたような場所はたくさんあるにしても、線路から眺めて素晴らしいまとまったサクラというところはほとんど無いように思う。
今回サライて紹介されたサクラがどんな場所かは、ぜひ冊子をご覧いただき確かめてほしい。
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こんなにも開花を待ち焦がれ、満開に浮かれ、散り際を惜しむという、日本人の心をざわつかせる花も無い。そしてひとを感動させる見事なサクラ並木や大木は一朝一夕に出現しえない。
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こんなにも開花を待ち焦がれ、満開に浮かれ、散り際を惜しむという、日本人の心をざわつかせる花も無い。そしてひとを感動させる見事なサクラ並木や大木は一朝一夕に出現しえない。
玉川里山の地にサクラ苗木を植樹開始し出して12年になる。初年に植えたものは見事に枝を広げて堂々とした姿になった。そして満開時には訪れる人々の目を存分に楽しませてくれる存在となってくれた。
昨年一年間だけでも20本のサクラ苗木を追加植樹している。毎年増え続けこれで延べ本数は200本以上になるだろう(ではあるのだが、なにしろ一帯の敷地面積が広すぎるため、まだまだ疎らな感じがしてしまっているのが悔しい)。
確実に、年々賑やかな山になってきているのが嬉しい。
植えている側も、花を愛でる人たち側も楽しみがあるサクラの山だ。
幸いにこのサクラの山はJRの玉川村駅のすぐそば、というか駅が隣接している山だ。
幸いにこのサクラの山はJRの玉川村駅のすぐそば、というか駅が隣接している山だ。
いつの日かこの山一帯がメディアに取り上げられる日が来るかもしれない。
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