花粉の候、いかがお過ごしでしょうか。
人により症状の軽重はあるとしても、被害者の多さでは花粉症はすでに災害級ではあるまいか。まさに花粉禍であろう。
例年になく暖かいここ数日、春霞かと見まごうばかり空はうっすらと霞み、遠方の山々の稜線は白んで空との区別がよくわからなくなっている。
スギ林の間からは焚火の煙よろしく白くモヤモヤした花粉が激しく舞い上がっている。
山から煙が立ち上っているかのようだ 見ているだけで気持ち悪い |
これだけ花粉が舞うのがもはや日常的になっている。
こうなると花粉症ではない人にとっても何かしらおかしな感じはするに違いない。
(幸いにも小生はいまだに花粉症の自覚は全く無くて、通常の日常生活を送れているので恵まれている。数少ない珍種・希少生物の部類に入るのかもしれない)
そんな小生だが、この花粉の多さにさすがに目に違和感を覚える。といってもかゆみは一切なくて、通常の砂埃に出くわしたのと同じ状態と言ったらいいだろうか。ああ埃っぽいな、で終わりである。目を細めて瞬きを何回かするだけでよく、涙もほとんど出てこない。
クルマのフロントガラスに積もりひっついた花粉を、濡らした布でゴシゴシふき取るときくらいしか、憂鬱感は感じない。
人との会話では、このようなことを話しすると嫌みになるので「お辛いですよね・大変ですよね」などと感情の共有に終始している。
こんなことを言っていても、いつかある日突然発症するかもしれぬ。
クワバラクワバラ・・・・・
酷い症状の方々は深刻であり、真剣に悩んでおられる。心より同情申し上げる。
はやく花粉禍の季節が過ぎますように。
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