先日収穫したハロウィンお化けカボチャを、市内にある保育園に寄贈した。
初めての栽培で思うようにキレイなカボチャは収穫できなかったが、大小2個を園長先生にお引き渡しした。さっそく園の入り口に並べてくださり、園児たちと記念撮影。園児たちは(・・先生方もだが)初めて見る本物の大きなカボチャに大喜びだった。
この保育園においても、今年はコロナ禍のために例年実施していたハロウィンイベントは軒並み中止し、飾り付けだけとお聞きした。
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今年初めて挑戦した『ハロウィンお化けカボチャ』栽培だが、栽培技術が未熟だったこともあり、ほとんどのものに腐りが入ってしまい残念な結果となった。どうにかきれいな形で収穫できたものはホンの数個。大きさも色も形も良いものは収穫しようとしてみると、ほとんどが接地部分から腐食が進んでいて収穫を断念した。
ハロウィンお化けカボチャは見た目が勝負。綺麗なものに仕上げるということがずいぶん難しいものだとつくづく思い知った。
お化けカボチャは、悲しいかな、なにもサポートしてやらないとその自らの重さで変形しつぶれた饅頭のような形になってしまう。一般的な食用カボチャは表皮も果肉部分もとても硬いのでこのようなことは起こらないが、お化けカボチャは薄い表皮こそ固いもののすぐ内側の果肉部分は多量の水分を含んだフカフカしたとても柔らかい組織(スイカに近いほどだ)であり、内部は広い空洞であるため、重い故につぶれやすい。加えて畑地面に接している部分はきれいなオレンジ色にならないし、そこから腐りやすいときている。
収穫したなかで、一部腐り始めてはいるが、大きさも十分で形も色も良いカボチャは捨てるには惜しいため、傷んだ部分のみ削り取り、内部をくり抜いて乾かした。今回保育園に寄贈した大きなものはその一つだ。ホール(完形まるまる1個の)カボチャだと重たくて運ぶのも苦労するが、内部をくり抜いたものだと、どうにか一人で運べるレベルなので保育園の先生方でも扱いやすい。
今回カボチャ種はたくさん確保できた。来年は今年の失敗学習を活かしてより高品質の実をたくさん収穫したいと思う。リベンジだ。園の皆様も期待してくれているのでやりがいがある。
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