今の時期、一面に咲き誇る菜の花の黄色と、満開の桜の白・薄いピンクの組合せは春をイメージさせる最高の組合せで、格好の被写体であろう。
近隣の地域においてこの菜の花と桜の組合せで一番インパクトがあるのはここであろうと、かねてより調べておいた場所に行ってみた。一番の見ごろの時に訪ねて実際に見て、我が家で進めている山の整備の参考にしたいと思ったからだ。
その場所は栃木県益子町小宅(ましこまちおやけ)。町も観光に力をいれて整備している。→http://www.town.mashiko.tochigi.jp/page/page002982.html
およそ1ha(10000㎡。100m×100mの広さ)ほどあるだろうか。山裾から山上までのなだらかな斜面一杯にみごとに菜の花が咲き広がり、枝垂れ桜・ソメイヨシノ・八重桜が植栽されている。山の起伏を巧みに利用した散策コースもよく整備されている。写真撮影のためのスポットや仕掛け・道具もちゃんと用意されている。
記念撮影用の額縁も用意されている |
ここは本来は古墳が山上に点在している遺跡である。これらの古墳群もきれいに整備され手入れされている。こちらも見ごたえがあるが、まあ、今の時期に訪ねてきた人たちはおそらく目にはいっていないにちがいない。
とにかく、麓の駐車場に着くなり目を奪われ感嘆の声を上げ、走り寄り、皆一様にカメラを向ける菜の花と桜の一大パノラマなのである。
菜の花のムッとするような甘い香りに包まれながら歩きながら一周した。隣にある亀岡八幡宮を参拝し、立派な長い杉並木の参道を降り駐車場に戻っても30分ほど。
やはり桜と菜の花はベストマッチである。
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