2021年3月31日水曜日

大子桜紀行

今日は県北大子地区のお気に入りの桜3か所を見に出かけた。

そのⅠ  旧・上岡(うわおか)小学校の木造校舎前の桜。



写真撮影をご趣味とする御仁が多数三脚を立てていた

この旧校舎はよくロケに利用される有名な木造校舎だ。それに加えての満開の桜ときている。カメラマンならずとも被写体として惹きつけるものはある。家族連れも何組かいた。なんでも一昨日3/29には『乃木坂46』のお嬢さんたちが来て、この場所で歌って踊ったのだとか。彼女たちもこの満開の桜にきっと魅せられたはずだ。

そのⅡ  旧・上岡小の西隣の丘の上にそびえる一本桜。

丘の上にある単独の巨木であり、満開の今は圧倒的な存在感で迫ってくる。すごいの一言だ。

そのⅢ  生瀬地区北側にある外大野の枝垂れ桜。




推定樹齢は300年だそうだ。規模的には福島・三春の滝桜には及ばないが同種のヤマザクラ系枝垂れザクラであり、神宿る怪しげな雰囲気のある老巨木。山里の山裾斜面に生えており、既に枝は支え木無しでは自立できないのは滝桜と同じだ。これも見ごたえある桜だ。

こうやってお気に入りの満開の桜、在所の雰囲気をしみじみと味わい愛でることができるのは、つくづく幸せなことだ。

2021年3月30日火曜日

益子町の桜と菜の花の名所

今の時期、一面に咲き誇る菜の花の黄色と、満開の桜の白・薄いピンクの組合せは春をイメージさせる最高の組合せで、格好の被写体であろう。

近隣の地域においてこの菜の花と桜の組合せで一番インパクトがあるのはここであろうと、かねてより調べておいた場所に行ってみた。一番の見ごろの時に訪ねて実際に見て、我が家で進めている山の整備の参考にしたいと思ったからだ。

その場所は栃木県益子町小宅(ましこまちおやけ)。町も観光に力をいれて整備している。→http://www.town.mashiko.tochigi.jp/page/page002982.html

およそ1ha(10000㎡。100m×100mの広さ)ほどあるだろうか。山裾から山上までのなだらかな斜面一杯にみごとに菜の花が咲き広がり、枝垂れ桜・ソメイヨシノ・八重桜が植栽されている。山の起伏を巧みに利用した散策コースもよく整備されている。写真撮影のためのスポットや仕掛け・道具もちゃんと用意されている。




記念撮影用の額縁も用意されている

ここは本来は古墳が山上に点在している遺跡である。これらの古墳群もきれいに整備され手入れされている。こちらも見ごたえがあるが、まあ、今の時期に訪ねてきた人たちはおそらく目にはいっていないにちがいない。

とにかく、麓の駐車場に着くなり目を奪われ感嘆の声を上げ、走り寄り、皆一様にカメラを向ける菜の花と桜の一大パノラマなのである。

菜の花のムッとするような甘い香りに包まれながら歩きながら一周した。隣にある亀岡八幡宮を参拝し、立派な長い杉並木の参道を降り駐車場に戻っても30分ほど。

やはり桜と菜の花はベストマッチである。

2021年3月28日日曜日

茨城県畜産センター 肉用牛研究所の桜並木

 市内を走る国道293号線の八田坂にちょっとした桜並木がある。県の施設である「茨城県畜産センター 肉用牛研究所」の入り口付近の桜並木だ。

桜の並木はいずれも大木・老木の類で枝振りも立派だ。それに加え、ロケーションがとても良い。国道293号を西から進んで来て八田坂を上がりきったところに位置している。起伏のある牧草地が眼下に広がり、遠くに日立の連山の眺望が素晴らしい。満開の桜並木・視界が開けた牧場・巡らされている白い柵、遠くの山々の組み合わせ。眺望の良さも加わりこの付近にはなかなかない素晴らしい場所ではないかと思う。なかなかフォトジェニックな場所である。

おそらくこの桜はここを通過する全てのドライバーの心をしっかりと掴んでいるに違いない。咲くのを心待ちにし、満開を愛で、散るのを惜しんでいるだろう。

今まさに満開の桜である。

2021年3月26日金曜日

2021/03/25 里山の様子

 にわかに野山が彩りを増してきた。

菜の花とレンギョウの黄色はますます色を濃くし、陽光桜の濃いピンクの花も二分咲きとなり、プラムの白い花は樹の一面を覆うほど盛りとなっている。もちろん一部咲きほどのソメイヨシノの煌びやかな白も目立って輝いおり存在感を増している。桃に似たアーモンドの花はまだ樹が小さいので付ける花が少ないので寂しいが、年々花の数を増している。

3/25の様子

プルーンの花

アーモンドの花

陽光桜

春本番の茨城北西部の山里である。

2021年3月21日日曜日

春雨中桜開花

昨日の地震に続く春の嵐の今日。

冷たい雨が激しく降るなかではあるが、ソメイヨシノが一輪開花した。他の蕾も膨らんでいるので明日晴れたらかなり開花が進むだろう。

春は急ぎ足だ。



2021年3月19日金曜日

彼岸前

明日は春の彼岸だ。

今年は実に暖かい。この陽気のせいで桜の開花がもうすぐになっている。我が家の標本木であるソメイヨシノの樹の枝の蕾は膨らみピンクがだいぶ濃くなってきた。この分だとあと2~3日内に開花するのではないか。

そして墓地を囲む山の斜面にあるレンギョウが、一昨日あたりから急に開花しだして黄色が目立ってきた。この十年、墓地周辺を手入れ植栽を進めてきた成果である。以前に比べると見違えるように陽当たりもよくなったし、眺めも良くなった墓地周辺だ。これらの景色と開花した花々は、きっとご先祖様の供養にもなっているのではないかな。

我が家周辺はこれからいろいろな花が一気に開花し、来月末までの一か月間が彩り鮮やかで賑やかになる。一年で一番美しい時期だ。

2021年3月17日水曜日

満開のサクランボの花にミツバチ

 我が家のサクランボの樹の花が満開になった。

ソメイヨシノより少しだけ早く開花し、梅と春の彩りのさきがけを競演する。

サクランボの花をミツバチはたいそう好む。せわしなく花と花を飛び回り花粉を集めている。どうやらこの花は多量の花粉が採れるようだ。

器用に花から花粉を採って脚に付着させ、膨らませる。大きな花粉団子へと見事に仕立ててゆく。これを巣に持ち帰えって巣穴に詰め込む。人間にとっても有り難い栄養満点の花粉である。

いま巣箱の中ではまもなく始まる分蜂に備えて、女王蜂は盛んに卵を産んでいるに違いない。


2021年3月11日木曜日

祝・水郡線全線運転再開 3・27

 一昨年の台風による濁流で、JR水郡線袋田駅~常陸大子駅間にある久慈川に掛かる橋脚と鉄橋が流されてしまった。不通となって1年半。新たな橋脚・鉄橋がやっと完成し3月27日に開通することになった。水戸~袋田は今までどおりに運行してくれていたので、我が「玉川村駅」周辺住民としてはあまり一部不通となっている実感はないが、常陸大子の方々にとっては待ち望んでいた開通だろう。いくら「列車代行」の代行バスが用意されているとしても乗り換えの不便はある。それ以上に一本の線路の切断ではあるが、精神的・気分的に孤立した感があったのではないかと思う。だからこそ待ち望んだ再開だろう。ちょうど10年前の東日本大震災もそうだが、いままで(災害前)当たり前だったことがどれほど恵まれていて、幸せなことだったのかを知る機会でもあった。

沿線ではこの全線運転再開を告知するポスターを見かけることが多い。満開の桜並木の下を進む水郡線車両、なんとも素晴らしい構図だ。この写真が撮影された場所はいったいどこあたりなのだろう? 「水郡線Love」の人たちにとってはちょっとした心象風景かもしれない。

今年は桜の開花が早いようだ。今月内にはこのような桜+水郡線車両の風景が沿線の至るところで見られるのだろう。 


確かに水郡線は県北過疎地域を走る赤字路線かもしれないが、地元民にとってはやはり無くなっては困る大切な交通手段であり、存在自体が価値あるSoul Lineなのである。

祝・全線運行再開。。

2021年3月9日火曜日

「花粉症にハチミツ」の女性週刊誌記事

もはや国民病である花粉症。いまスギ花粉が相当飛んでいるらしくて、多くの人が大変な思いをされている。小生は花粉症ではないので真のその辛さは理解できていない。まったくもって幸いである。

先日の新聞で某女性週刊誌の広告に「花粉症にハチミツ」という文字があるのが目に留まった。立ち寄ったコンビニで買い物ついでにどんな内容なのかチラッと立ち読みして確認してみた。

はちみつが花粉症に良いという話はなんども聞いていてまたかと思ったが、この記事の切り口はどんなだろうか。

内容は料理写真がメインで記事が少々といった感じ。腸内フローラを云々とあったが詳細は覚えていない。ただ「良質なハチミツは花粉症対策の強い味方」として、中国・新疆ウイグル自治区の山奥で採集しているというとても高価なハチミツを紹介していたのだけは印象的で覚えている。100gで4000円だった。それを愛用しているという筆者の「生で酵素がたくさん含まれているハチミツ」を摂ると良いとのレコメンド記事だった。試せるひとは少なかろう。日本国内産でももう少し安くて「生で酵素がたくさん含まれている」美味しい蜜はたくさんあるだろうになあ・・と思いつつ、別な買い物を電子マネーで早々に終えて店を出た。(まったくの余談だが、PayPayとかnanacoとかSuicaとか本当に便利だ。レジで小銭をガサガサと探すストレスが全くないのが一番のメリット。加えて財布が膨らまずに済む。有り難い)

我が家のミツバチたちは日中の動きが活発になってきた。盛んに出入りしている。いま満開のウメ、咲き出した菜の花は最高のごちそうだ。

越冬群がいま貯め込み続けているこの蜜も「生で酵素がたくさん含まれているハチミツ」。順調にいけば盆過ぎには採蜜できる。