いま里山の木々は芽吹き始め、濃淡あるパステルカラーに染まりつつある。
杉林の濃い緑との対比で淡い緑がなんともきれいだ。ちょっとの間に賑やかな山の風景に変わってきた。
この状態を、あたかも山全体が微笑んでいる(山笑う)ようにみえると例えた昔の中国の画家の感性は素晴らしいと思う。
そんな中で、ひときわ目立つ「赤い葉の木」があるのを誰しもきっと目にしたことがあるはずだ。季節外れの感があるモミジの葉だ。新緑は一般的に緑だが、この種のモミジは赤い。春モミジと言われる所以だ。この赤い葉も、次第に緑色に変わり緑陰を作るようになる。そして秋になるとモミジ本来の真っ赤に染まる。何とも素晴らしい自然の摂理だ。
下の写真はミツバチの巣箱を置かせていただいている近所のKさん宅のモミジ。
四季折々に艶やかな姿を見せてくれている。
いつもお邪魔するたびに見上げて眺め、変化を楽しんでいる。
遠目にみると紅葉しているように見える 春モミジとは良く名付けたものだ |
いまは真っ赤な新芽どき |
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