2020年2月14日金曜日

害獣対策の柵を巡らす

悲しいことに、イノシシの出没と被害が続いている。周辺の家も軒並み被害にあっている。
作物被害は言うに及ばず、畑、田んぼの中、畔、屋敷内の植え込み、土手など場所を選ぶことなく破壊しているようにしか見えない。
ある場所の畑など、あたかも機械で丁寧に耕したかのように見事に土が撹乱されている始末である。そこを掘ったところで土中にどれだけ胃袋を満たすようなエサが存在するのだろう、人間の頭で考えると疑問でしかない。ある意味、その異常なまでの執念に感心するほどだ。
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これからの野菜苗の植え付けに先立って、防獣ネットに代わるワイヤーメッシュの柵を巡らすことにした。昨年張った防獣ネットは、夏の草刈りの際に刈り払い機で破ってしまうことも多かったし、小動物に破られることも多々あった。なので至るところボロボロになってしまっていてほとんど機能を果たさなくなった。
ワイヤーメッシュと支柱



市からのイノシシ対策補助金もあることなので、それを最大限活用(掛かった費用の1/2までで、上限3万円。今年度分申請は3月末まで、来年度分は4月に申請することで、この3か月間で2年度分を活用して一気に対策を打つことにした)し、嘆いているだけでなくなんとかすることにした。

このような対策も出費も本来なら不要であるものに違いないが、背に腹は代えられぬところまで追いつめられている我々である。
里山の生活も安穏とはしていられぬ厳しい現実がある。

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