2019年1月8日火曜日

カリン

ふたたび上島珈琲の話。
いま期間限定で「蜂蜜かりんのしょうが湯」なるものを提供している。

前回の「日本蜂蜜のはちみつミルク珈琲」に続いて、この珈琲店でははちみつ関連メニューを出している。
この手の大手チェーン店ではちみつを使ったメニューとあらば、なんとしても飲んで味わってみなければなるまい。
年末、たまたま上島珈琲店を訪れる機会があったのでオーダーしてみた。

◆  ◆  ◆
かりんは古くからの民間療法で咳や痰など喉の炎症に効くと言われている。しょうがも代謝を良くして身体を温める効果があるとされる。良いもの同士の組合せにさらにはちみつである。トリプルの良いもの成分組合せ効果で、心も身体も温めよう・身体を労わろうという狙いだ。

そのお味はであるが、ほんのりとはちみつの香りとカリンの味がする砂糖汁といった感じか。口に含んでじっくり味わえばショウガの味があとでじわっと効いてくる。ただ特別に「これは美味い」というほどのものでないというのが小生の正直な感想である。喉がイガイガした寒い日などは、確かにこれはうれしいドリンクかもしれない。(・・・味覚は個人の感覚に大きく左右されるし、食レポボキャも乏しい我が身の感想であるので割り引いて読んでほしい)

カップ底の方に薄くスライスしたカリンか数枚沈んでいるが、これを食してもあまり味はしない。ボソボソした繊維質のものだ。店舗のポスターに「カリンの実入り」とあるからかろうじてこれがカリンだと分かる。
カリンの実のスライス
これを食べてみても味がしないし、ボソボソで全くおいしくない
蒸したショウガを乾燥させると身体を温めるとされるショウガオールの効果が何倍も高まる、との説明が上島珈琲のHPに紹介されている。
なるぼと手が込んでいる商品ではある。
◆  ◆  ◆
そういえば、我が家にもカリンの木がある。毎年たくさんの実を付けている。
生のままでは食べられないので落果に任せて放置してきた。
考えればなんとももったいない話だ。
ちょっと手間を加えるて砂糖漬けやコンポートなどで楽しめるようだ。喉に良い成分を活かしたこの上島珈琲のような商品もできる。

というわけで、今年はカリンとはちみつとを合わせた新しいはちみつ加工品「かりん &  百花蜜」を商品化してみたいと考えている。乞うご期待。

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