ことしもそろそろ柚子の収穫時期。
我が部落では柚子が禁忌作物とされていて栽培できないため、毎年隣町の親戚から頂戴している。親戚の柚子の木に、今年も黄色い実がたくさんついている。どうやら柚子は当たり年のようだ。
毎年、頂戴した柚子はピーラーで皮を剥ぎタッパーに入れて冷凍保存している。
温かい麺類のトッピングには(七味唐辛子などよりも)刻んだ柚子が最高の一味、との確固たる信念があって通年愛用している。
今年は冷凍皮に加えて、柚子の蜂蜜コンフィチュール(・・つまりはジャム)などこしらえてみようかと考えている。適当なレシピの本(下の写真)も見つけたことだし。
季節の果物にはちみつを加えることで、かなりのバリエーションが楽しめる。果物の特性に応じて微妙な工夫が必要だが、こんなにいろいろできるのかと驚かされた本。
それに、(ここがポイントだが)紹介されている季節の果物というのは、多くが我が家で採れるもの、ときている。遠い他所で採れたものではなくて、さっきまで畑に・果樹園に生っていたもので、農薬もなにもかかっていないものを自分で採ったもの、であること。
いままで単なる農作物だったものだ。
そのままでも十分によいものだが、ちょっとの加工で付加価値を付ければ、また違った風景が見えてくるというもの。
磯部由美香 著 (誠文堂新光社)
低カロリーで栄養豊富
季節の果物を使ってつくる 蜂蜜コンフィチュール
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