今年は麹・大豆ともそれぞれ5升分での試しみである。
(今回の参考にしたのはこのHP・・・・手作り味噌の作り方)
昼前に、注文していた麹が到着した。
さっそく塩と合わせて十分に揉み込んだ。
大豆は、前日から浸したておいたので十分に水を含んで膨らんでいる。
これを、屋外に誂えた竈にのせた伝家の大釜で朝から煮始めた。
伝家の大釜とドラム缶で作った竈 付近に一族同姓が多いため家毎の識別マークが決められていて (我が家の場合は丸に大)この釜にもつけられている。 このような備品は、昔はきっと一族間での貸し借りが頻繁にあったのだろう。 |
この大釜は先代からは一斗炊きと聞いてきているが、改めて眺めると実に大きい。
口径53cmもある。こんな釜が必要とされ、活躍していた時代が確実にあったのだ。ずっと昔のご先祖様から大切に使用してきた大釜、今回は二十数年ぶりに活躍した。煮ること3時間。もうもうと上がる湯気で煮ている豆は見えない。 薪をどんどんくべる。火力は大変強い。 |
煮えた大豆を厚手のビニール袋に入れて、手で叩いて潰す。 もっと量が多ければ臼に入れて杵で潰すのだが、今回はこの方法で潰した。 |
このあと、塩と合わせた麹と混ぜ合わせ、樽に詰め込んでいった。
昔から伝わる木の樽ではなく、プラスチック製の漬物樽に入れた。 ビニール袋を敷いてその中に混ぜ合わせた味噌の素を投げ入れた。 昔に比べると随分と衛生的、である。 |
これを二つの樽に分けて、物置の隅に保管した。
さて、半年後、一年後、どんな味噌になっているだろうか。
今回掛かった費用は、味噌樽(30リットル)4樽で約5,000円、塩(3.5kg)約1,000円、ビニール袋300円。麹作成費用は2,750円。
廉価にして味噌づくりの楽しさたっぷり。
まだまだ大豆は余っているので、第二弾があっても良いかなと思っている。
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