2014年9月28日日曜日

2104年 稲刈り終了あわせて脱穀も

2014年度の稲作が最終コーナーを回り、いよいよワンサイクルが終了しようとしている。

最後の一大エポックである稲刈り+オダ掛けは23日に終了している。
続いての脱穀作業は天気を気にしながら、順次進めていたがその作業も今日(9/28)に、ほぼ終了した。
『ほぼ』というのは、すこしだけ作付けしたもち米だけは脱穀が残っているからだ。
もち米は、いわゆる一般的な白米であるところの『うるち米』よりも10日ほど遅く収穫となるのでどうしても、個別対応となるのが普通だ。

作業のスケジュールの都合で、籾の乾燥が少し足りないまま脱穀せざるをえないケースもある。
そのため、脱穀後にシートに籾を広げて、追加乾燥をすることになる。
田んぼにてオダに吊るして乾燥させたものの、乾燥が若干足りない場合には
このようにシートに籾を広げて追加乾燥させる。
昔は、藁で編んだムシロを広げて籾を乾燥させるのが当たり前になっていたが、このような作業はいまやほとんどしなくて済むようになってしまった。
今日は、久々にシートでの籾の天日干しをした。

一般に籾の含水率は15%±0.5%が理想とされる。
水分計測器などないので、経験と勘が頼り。籾粒口に含み噛み砕いて割れ具合で判断する。

このように手間暇かけて、稲は米となり、食卓へ上るのである。
八十八どころではない大変な手数がかかっている。
ゆめゆめ粗末にしてはならないのである。

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