赤紫の小さな花で、開花期間が意外と長いので観賞用としても十分楽しめる花だ。一面にこの紫の花が咲く情景はなかなか良い。われわれ人間にとっても十分に目を楽しませてくれるのだが、ミツバチがたいそう好む花でもある。
あまり土地を選ばす、かなりな過酷な条件でも根付き繁殖するタフな植物ときている。
しかもアレロパシーが強いため群生するとそこには他の植物を寄せ付けないので、けっこう密集して繁茂する傾向がある。
我が家ではここ十年ほど、至る所に小分けして栽培面積を毎年少しずつ増やしてきた。これはミツバチのためであり、はちみつ生産のためだ。
すぐに結果・効果は出ないし、なんとも気の長い(年単位のスパンでじっくりと効果が出るのを待つ)仕事だが、これがまた楽しい。小生の知的好奇心を十分に満足させてくれている。
このように植物を栽培することから始まり、ミツバチにつなげてハチミツを採ることなど、無の状態から何かを「作り出す」ことや「生産」して形にしたり(あるいは失敗して形にならないこともあったり)すること、さらに付加価値を付ける一連の作業というのはなんとも面白くてワクワクする。高度に知的なゲームといえるかもしれない。
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