冬場はミツバチ巣箱のメンテナンス作業をする時期だ。
採蜜後の巣クズが付いたままの状態で清掃処理を後回しにしていたものや、ひび割れが酷いもの、スムシに穴を開けられたものなどを手直しする。大抵は部品的な交換でまた使えるが、損傷が酷い場合には廃棄処分だ。一番古い巣箱は10年経っていて、基本的に野外に置きっぱなしなので劣化は避けられない。
採蜜したままの状態の巣箱 10年経って劣化が激しい |
嬉しい事にミツバチの群れが営巣中の巣箱が増えてきたため、巣箱を新たに補充作成する必要が出てきた。
今週から新しい巣箱を作り始めた。材料のスギ板をホームセンターにて購入。今年からはホームセンターで正確なサイズに切断してもらう事にした。乏しい切断具で素人が切るとどうしてもばらつきが出て、巣箱を重ねた際にガタついたり、箱そのものが微妙に歪んだり、隙間が空いたりが避けられない。切断費用は多少掛かるが試しに依頼してみた。やはりというか当然というか、恐ろしく素晴らしくきれいな切断面で完璧なサイズに切断されている。もっと早くに頼むべきだったと後悔。作業時間の大幅短縮にもなり品質の高い巣箱ができるので、トータルで考えてコスパは高い。
最初の板切断が省かれるため、一箱を30分ほどで組み立てられる。
このあと表面をガストーチで炙って焼いて完成である。
余談だが、いつも利用しているホームセンターが最近改装され、売り場が大幅に拡充された。特に資材コーナーが充実したのがなんとも嬉しい。そしてその一画に『ミツバチ巣箱コーナー』が新たに設置されたのを見つけ、さらに嬉しくなった。置いてあるのは巣枠式の巣箱や燻煙器などの養蜂グッズ。どうやらミツバチ愛好家は当地にたくさんいるらしい。だが大抵のニホンミツバチ愛好家は(重箱)巣箱を自分で作っていると思う。試行錯誤の過程もまたミツバチ飼育の楽しさのひとつで、醍醐味だから。
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