我が家にあるのは大小20本ほどのブルーベリーだが、それでも一気に大量に熟し始まるので収穫が追い付かず、多くはそのまま放置となるのが例年のパターンだ。
収穫して冷凍保存もしているがキャパシティにも限界があるので、毎年シーズン後半にはもういいやぁ・・となってしまっている。
いろいろな方に声掛けし来ていただいて摘んでもらってはいるのだが、それでも到底採りきれない。もったいないとは思うがこれ以上はどうしようもない。
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この大量にとれるブルーベリーと、我が家で今年採れたはちみつを使い「ブルーベリーコンフィチュール」を作ってみた。参考にしたのは昨年手に入れた次のレシピ本。
低カロリーで栄養豊富 季節の果物を使ってつくる 蜂蜜コンフィチュール
(磯部由美香著 誠文堂新光社)
今回は生ブルーベリー2000gに対しはちみつ250gを投入。はちみつ比率12.5%。
ジャムのように砂糖による甘さではないのでスッキリとした甘味の食味に仕上がった。程よい酸味と強いはちみつの香りが口中に広がる。果実の粒々も十分残っているし、果汁とのバランスも良くて、食感はGood。
ネットリベタベタのペーストではなく、サラサラしたトロミの少ないものなのでパンに付けるよりもプレーン・無加糖のヨーグルトに乗せて食べるほうが適していると思う。チーズケーキなどの横に添えても良いだろう。
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試食していただいた方にもおおむね好評だ。
甘さがはちみつ由来のものだけというのが一番評価いただいた点だろうか。
ほんとうは、生はちみつの良さを生かすために非加熱の生はちみつを煮上がって粗熱がとれたブルーベリーに単に混ぜ込むだけにしたいのだが、これだと発酵が起こってしまうということがある。生はちみつであるがゆえにふんだんに含まれるその酵素のために、逆に保存性が極めて悪くなってしまうのである。
したがって残念ではあるが『生はちみつの良さ=生きた各種酵素が含まれている』という生はちみつ最大の特長を殺さざるをえず、ブルーベリーの実と一緒に十分に加熱することが求められる。でも味は変わらないので良しとしている。
これで特長の半分が失われることにはなるが、詰めた瓶が破裂(・・それはないにしても発酵して瓶からあふれ出たり)するよりは良い。
試食モニターの方からいただいたご指摘を反映して、より良いコンフィチュール(・・けっしてジャムではない)を作るつもりだ。いずれ商品化できるかもしれない日を夢見て。
水は一切加えていないが数分煮るとこれだけの水分が出てくる |
煮るのは5分間ほど |
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