2025年1月19日日曜日

草木灰

連日、薪ストーブを焚いている。
薪の消費は相当なものになっている。

ストーブに火を入れる前には、必ず内部に溜まっている「灰」を取り除く必要がある。灰を「十能」で掬って取り出すのだが、慎重にやっても大抵はこぼす。辺りに飛び散り汚れる。慣れてきても完璧には難しい。厄介ではある。

取り出した灰は畑に撒く。これは立派な肥料だ。これら草木灰は酸性土壌をアルカリ性に中和させてくれる機能がある。炭酸カリウムもたくさん含まれている。

日々の排出量はたかが知れているが、ひと冬の間、夏野菜を作る畑に満遍なく散布してゆくとと土壌改良が進むのは確か。

自らを燃き尽くし、人の身体を温め湯を沸かす。更に灰になってからも土に帰りつつ野菜の成長に資する。
役立つ。全く無駄が無いとはこれだろう。あっぱれ。

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