今季5回目となるニホンミツバチの採蜜を行った。4月に自然入居した強群の巣箱で、みるみるうちに4段最下部まで巣を伸ばした。
天井板を外した状態 感動の一瞬でもある |
巣箱を開けると見事としか言えないほど綺麗に等間隔に巣板が並んでいる。フレッシュな蜜が詰まっていそうな淡いクリームイエローの巣板だ。ここ数年で一番整った巣板と言って良い。新しい巣にありがちな糖度の低さだが、どの部分の蜜を計っても79度あって基準をクリア。
この糖度だと割とサラリとした粘性の弱い蜜だ。少しの差だが80を超えるとかなりドロッと感が強くなり粘性が高くなる。これもまた二ホンミツバチの蜜の特徴で、品質が一定しない。色も香りも味も、毎回少しずつ違ったものとなる。不思議だ。
外した巣箱の下側の様子 きちんと整列している珍しい巣板だ |
この巣板を取り出して潰して、120メッシュのネットで濾過する作業に入る。だいたい3日から4日掛けて(放置して)自然滴下させると巣に蓄えられた蜜の9割くらいは採取できる。
蓋がかかっているのが「採蜜してOK」のサイン |
ナイフで蓋を切り取ると中から蜜がトローリと流れ出てくる |
今季はまだあと4箱ほど採蜜できる見込みなので例年に無く好成績だ。嬉しいことだが、忙しくなる。
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