3年ほど前に見つけたのが最初だったろうか。年々数が増えてきてついに根元から約2メートルほどの高さまで連なって生えそろった。いまの雨の多い時期はプリプリでみずみずしい姿になっていて、その連なった姿は目を引く。
ご覧の通り広がりもあるなかなか立派な「耳」であろう。
肉厚の立派なキクラゲ。人の手はまったく入っていない完全天然ものだ。菌を植た訳ではなく立木に自然発生的に生えたものだ。
国内で市販されている「乾燥キクラゲ」は、ほとんどが中国産らしく、国産ものはまずお目にかかれないらしい。
ということは国産、無農薬、しかも(菌床栽培でもなく原木栽培でもない)天然ものというのは、極レアに違いない。
ではあるのだが、わざわざ食するつもりは今のところない。原木栽培しているシイタケで十分満足している。
この国産無農薬天然物キクラゲが、激ウマだったり引く手あまたの人気食材とかであればもっとチカラを入れて増産に励むところだが、残念ながらそうではない。
よく周囲を注意して観察してみると、ほかにも桑の大木の切り株などにもびっしり生えているのに気付いた。どうやらここは多数の天然キクラゲが生えている豊かな場所であったようだ。
話は変わるが、お気に入りのラーメンの一つに(たっぷりの白髪ねぎと刻んだ柚子皮・粗めに刻んだキクラゲがトッピングしてあって、やや厚めのチャーシューが付いた)柚子塩ラーメンがある。
いつかこのキクラゲを使って柚子塩ラーメンを作り、「う~ん、美味いなぁ」などと唸る日が来るのかもだ。
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