草がまだ小さく柔らかいため、水が溜まった田んぼのトロトロの泥土から簡単に引っ掻き取れる。稲がもう少し成長すると葉先が顔に触れてやりにくくなるため、今のうちにやるのがいちばんいい。
腰を屈めて手を泥の中に入れ、摘み上げる。
とてつもなく大変な作業ではあるが、没頭していると楽しくもある。キレイになって行く田んぼは気持ちいいものだ。煩悩にまみれた我がココロまで一緒にキレイになるような気がする。たまにはこのような時間もあっていい。
そんな稲の間に、亀が潜んでいるのを発見。
体長30センチほどのクサガメ。もう何年もこの谷津田は辺りに生息しているに違いない。
0 件のコメント:
コメントを投稿