新たな道楽に手を染め始めている。
手のひらに乗るサイズの盆栽(ミニ盆栽)を作っている。
以前、東急ハンズで「ミニ盆栽」が並んでいる売り場を見て、「何にぃ‼ こんなものが商品になんのげ・・」といたく驚いた。
それ以来、我が家の周辺でミニ盆栽になりうるものを収集してきた。
やってみるとたいそう面白い。簡単に、しかも気ままにできる。うるさいルールもない。
然るべき小さな鉢に植えて苔を綺麗に張り付ければ、もうりっぱな芸術品である。
その中のイロハモミジが数日前から色づき始めた。山のモミジはまだここまで赤くはなっていないのだが、小さな鉢で真っ赤に紅葉した葉はなんとも可愛らしい。隣のイチョウの葉も黄色くなってきた。
これらミニ盆栽に適した実生苗はそこらへんでたくさん採れる。野山に生えているだけでは見向きもされないのに、こうやってシャレた器に植え、苔を丁寧に貼るなどして、形を整えるとなんとも結構オシャレで鑑賞にも十分に堪えるものになる。東急ハンズの陳列品と比べても遜色ないものだ。
実にいいものだ・・とひとりごち。
いま手元にある種類は、イロハモミジ、ツツジ、イチョウ、お茶の木、黒松など。苔も近くの山にたくさん自生しているものばかり。
ゆくゆくは、もっと種類を増やし販売もしてゆくつもりでいる。