2023年4月15日土曜日

ウワミズザクラ

まるで猫じゃらしのよう。



小さな白い花がたくさん集まって7~8cmの房を作っている。樹の高さは10mはあるだろう。樹全体におびただしい数の花をつけている。いまが満開の時期だ。
名を「ウワミズザクラ」という。

(最近まで名前を知らなかったが、Googleの機能を使って調べると直ぐに名前が判明した。AIを使って画像分析し膨大なデータベースから特徴が一致するものをリストアップしているのだろう。それにしてもすごいものだ。かつてのように植物図鑑で調べたりする手間は不要になっている。ただこの答えが本当に正しいかどうかを自分なりに検証したりするチカラは必要だろうが。)

ミツバチたちが好んでやってくる花で、大切な蜜源となっている。
菜の花・レンゲなど他にもたくさん花が咲いているこの時期ではあるけれど、ミツバチたちは見逃さずやってくる。

2023年4月14日金曜日

毛要出春尓成来鴨

この株は赤が強いヤマツツジ
明るいオレンジ色や朱色のも趣がある
入り混じって山肌を彩っている

日々変わり行く山々の新緑の様を眺めるのは楽しい。静かで僅かずつの変化だが、躍動感溢れて途轍もない自然のエネルギーを感じる。そこに身を置くだけでパワーを得られる気がするのは人間もまた自然の一部だからこそなのだろう。

いまヤマツツジの朱・赤が、淡い新緑の中でひときわ映えている。今しか見られない、この色彩の組み合わせが好きだ。

「萌え出る春になりにけるかも」



2023年4月11日火曜日

2023年度 分蜂群 入居確認

ソメイヨシノは葉桜へと変わった。

野山の木々の新芽もあっという間に萌え出し、早くも新緑の季節の様を呈している。

ミツバたちの活動も例年以上に早く活発になっているようで、蜂仲間からも分蜂したとの情報が伝えられてきた。

ここ数日で空の巣箱にミツバチ誘引剤「待ち箱ルアー」をセットして歩いてきた。もしかしたらとの予想通り、既に2箱に分蜂群と思われる入居があって驚いた。ミツロウを塗っただけでの入居だ。先ずは幸先の良いスタート。

越冬群近くに置いた空の巣箱に重点的に待ち箱ルアーをセット。真っ黒なオス蜂も目立ってきた。間もなく巣別れだろう。

手前の巣箱は元気の良い越冬群
奥に空の巣箱が置いてある。
これから様子見の巡回が忙しくなる。

2023年4月7日金曜日

徐々に主役交代

今年は驚くほど春が早い。

ここ茨城北西部でも、いつもより2週間ほど早く季節が進んでいる。

サクラはほぼ盛りを過ぎ、散り急いでいるかのような桜吹雪だ。

こちらも2週間は早い開花だ。オレンジ色のヤマツツジ。木々の新芽が目立ってきたなかで、新たな色の主役が存在感を増してきた。


季節は我々が思うより急ピッチで進んでいる。

2023年4月2日日曜日

陽光桜 実生の芽

陽光桜は下の写真のように、初夏に実を付ける。

小さなサクランボ
2022/6/9 撮影
1センチにも満たない小さな粒

この実からどれくらい発芽するものかほぼ毎年試している。(以前のブログ(2013/4/2)でも実生チャレンジについて記している。残念ながらこのときの実生苗は枯らしてしまっている)

昨年は6月上旬に熟した実をポットに撒いた。いま数本の発芽を確認できている。


これから順次発してくる可能性はあるが、例年発芽率はあまり高くはない。そして、発芽しても地植えするまで大きくするのが難しいと感じている。これは多分に技術的に未熟だからだと思う。でもしかし、いつかたくさんの実生苗からの木が植えられ、山が賑やかになる日を夢見ている。

今年もまた懲りずに種を撒く予定だ。

2023年4月1日土曜日

花筏

サクラは散り落ちた後も絵になる。

流れてはいないが「花筏」。こちらもまた乙。



いずこも素晴らしい

大子町にある旧上岡小学校の木造校舎とサクラの老木。



まさに満開。たくさんの人が写真撮影に訪れている。

今年から西側隣接地が駐車場になり、見学者には便利になった。大子町の配慮が嬉しい。