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2013年8月3日土曜日

野鳥の楽園

我が家近くの溜め池には、多くの水鳥が憩う。
ここは適度に管理された溜め池であるし、程よい広さ、水深も都合が良いのだろうと思う。
人家も近いのだが、周囲には葦などが生い茂り、身を隠すに最適の場所もある。
それにエサとなる水中の小動物が多いことも理由のひとつだろう。
中でも一番多いのはショクヨウガエルのオタマジャクシ。
とにかくやたらと数が多い。気持ち悪い程いるのである。
あれだけいれば、鳥達もエサには苦労しないと思う。

         

毎日目にするのは、カイツブリ。
警戒心が強いため近づくとすぐに水中に潜りなかなか出てこない。岸の草むらの中に巣を作っているようだ。

アオサギも毎日飛んでくる。
水面から突き出た枯れ木の枝に止まっていることが多い。
アオサギも警戒心が強い
人の気配を察知すると大きな羽を広げて飛び立ってしまう。
コンパクトのデジカメであり望遠機能があまり良くない。
どうにも画像が不明瞭であるのは致し方ない。

この他に、写真はとれていないが鮮やかな青い羽を持つカワセミもときどき姿を現す。
どこか近くに巣があるようだ。
そして種類は分からぬが、カモもときどきやってくる。
カルガモのようだが、正確には分からない。
真っ白い痩身の小サギは最近あまりやって来ない。ここにアオサギがしっかり居着いているからだろうと思う。

不勉強ながら、良く目にする鳥だけでもこれだけの種類となる。
いろんな生物が憩う水辺である。

もっと勉強すると野鳥の種類も分かってきて面白いのだろう。
そして奥の深さに目覚め、ハマって行くのかもしれない。
プロ顔負けの機材を揃えて、いつ来るとも知れない野鳥をひたすらじっと待つマニアが多いのも頷ける。

         

本来の農業用水としての実利的な面も確かにあるが、このような溜め池のような小振りなものであっても、眺める人間のココロも落ち着かせる不思議な効果がある。
風景としても実に良い。
鳥達にとっても生活の場。
これぞまさに『楽園』であろう。