2025年9月30日火曜日

当たり年

柿に限らず今年はろいろな果実が当たり年のようだ。我が家でも栗・柿・ポポー・プラム・ブルーベリーと、それぞれのシーズンで各種生り物は実に良く実をつけた。ただしクルミだけは全く実をつけなかったのだが、これはここ数年たくさん取れすぎたのでしばしの休息の年なのではないかと思う。

巣箱を置いてある某所の柿は枝が折れるくらいに実をつけてる。所有者の方がこの柿を収穫したのを見たことががない。屋敷が広くて他にもたくさん柿の木があるからだろうと思う。それにしても見事な柿の実のりだ。


この柿に限らず、果実が実をつけるための受粉はその大半をミツバチ類が担ってる。いまスズメバチシーズンでミツバチにとっては辛い時期だが健気に蜜と花粉を運び続けている。そして時折襲ってくるスズメバチに対しては集団で威嚇したりしている。

あとすこし頑張ってくれたら蜜をとれる巣箱だ。養蜂という名目をかさにして「蜜の略奪強盗」を働く人間はスズメバチ以上に極悪ではある。なのでいつも感謝しながら手を合わせてごめんなぁとつぶやきながら採蜜している小心者のミツバチ飼いである。

2025年9月26日金曜日

2025 (いかにも)秋の風景

もち米はうるち米に遅れて稲刈りをする。周囲の田んぼでまだ稲が黄色く色付いたままであれば、おそらくはもち米の田んぼであろう(或いは飼料米という可能性もある)。そのもち米もあと少しで刈り取り時期を迎える。いまは田んぼが彩りを放つ最終段階。

真っ赤な彼岸花が畦に咲き揃い、田んぼは脱穀を待つ天日干し稲と刈り取りを待つもち米。真っ青な秋晴れに乾いた空気。いい風景だ。

今年は「西塩子の回り舞台」が行われる年だ。あと一カ月に迫って、舞台装置や建物の組み立て設営が大詰めを迎えている。会場からほど近くにミツバチ巣箱を置いているため、良く見える。今年は巣箱見廻りの際に設営の進み具合をもチェックしている。

地元小学校の児童たちもこの舞台に立ち、演目を演じるので、練習に余念がないと聞く。彼らにとってまさに晴れ舞台だ。当日の天気も清々しい秋晴れであって欲しい。

2025年9月19日金曜日

2025年 栗・ポポー

どうにか今年の稲刈りも終わりの目処が付いた。気候と田んぼのコンディションはまずまずであった(連日の異常な暑さを除く)。

今年は例年になく稲が倒伏した場所が多くて、稲刈り機を使えずやむ無く手刈りを強いられた。負担感は2倍から3倍といったところか。

最初に刈り取りした稲は来週には脱穀をするタイミングとなる。天候さえ良ければ10月上旬には一連の農事が終わる。

暑さに苦労した大変なこの稲刈り作業期間だが、気がつくと彼岸が近づいていて、栗と「ポポー」が落果し出している。成りはいいようだ。


あっと言う間に10月。あゝ、3/4が終わってしまうわ。



2025年9月3日水曜日

2025 酷暑の中の稲刈り

当地では例年どおり9月に入るとすぐに稲刈りの時期となり、周囲でも一斉に稲刈りを始めた。我が家でも昨日から始まった。

まだまだ真夏の日差しが照り付け酷暑の日々だが、稲の穂は確実に垂れてたわわに実り、収穫の秋を実感する。今年の出来は良いほうではないかと思う。

稲刈り作業は天候に左右される。田んぼが適度に乾いていて、天候が良いと気持ちよく作業が進むのだが、雨か続いて田んぼがぬかるんだり、稲穂が倒伏したりしていると(肌感覚からするとだが)10倍は苦労する。台風の接近も予想されているので、倒伏した場所から刈取りを進めている。

このように雨の予報が出ているような状況では(暑かろうが、疲れていようが)できる限り作業を前に進めておきたい。こんな気ばかり焦ってモヤモヤするというのは、一次産業従事者ならばよく理解できるはずだ。

稲の天日干し用の脚や竿を格納しておく簡易建物

次々と刈り取られてゆく稲ではあるが、老朽化した稲刈り機の調子に気を揉みながらの作業だ。あとはひたすら・黙々と束を竿に掛ける。

まだまだ熱い日が続く。