2024年10月30日水曜日

枝垂れ桜も

一年に二回、春と秋に花をつける「フユザクラ」は今年もちゃんと開花している。春のソメイヨシノなどに比べて花の数は寂しいが、それでも枝に白い花が確認されるとなんだか嬉しい気分になる。


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付近のサクラの樹を見て回ると枝垂サクラ(たしか吉野枝垂れだったと思う)の枝にも一輪の花が付いているのを発見した。蕾は他にも確認できるのであと数輪は咲きそうな気配だ。


夏からつい先日までの異常なまでの高温期が続いた影響であろうかしらん。妙なタイミングでサクラ開花に必要な寒さ(・・・というか寒暖の差でセンサーが勘違いするのかもしれない)を感知してしまい、このタイミングで開花スイッチがONになったようだ。可哀そうだが彼らに罪はない。

植物の生態系が少しずつ変化してきているような気がする。考え過ぎだろうか。

2024年10月17日木曜日

八溝山頂

県内最高峰1,022メートルの八溝山。さすがに下界とは違って秋の冷涼な空気に満ち溢れていた。すでに一部の紅葉も始まっている。



山頂近くにある日輪寺に立ち寄った。滅多に人が訪れれることがない山中の寺。ご住職が色付き始まった境内のモミジを愛おしく眺めておられた。

来週には一段と秋が深まり、このモミジをはじめあたり一面が錦秋の彩りとなるのだろう。また訪れて眺めてみたいと思うが、ちと遠いし、アクセスが厳しい(クルマのすれ違いが出来ないような細くて急な道が多い。八溝の紅葉を見たいと同じことを考える人がいるだろうから混み合う心配がある。ギリギリのハンドル捌きは残念だが自信がない)。

2024年10月15日火曜日

なんちゃら彗星は見えたか・・・

ここ数日間は夕暮れ時に西の空になんちゃら彗星とかいう彗星が肉眼でも観察できる、という報道があった。

西の空は晴れていて金星が確認できる
(電線が張られていない真ん中の電柱のほぼ上側)

テレビではほうき星というだけあって立派なしっぽをなびかせている画像が出ていた。あくまでこれは立派な撮影器具(望遠レンズだったり、しっかりした三脚などの固定器具であったり、高感度機能のカメラだったり、に加えてプロの撮影技術)を駆使したうえでの撮影に違いない。でもあんなのが普通に肉眼で見えたらすごい、見てみたいと思う。だが最近は老眼が進んできたので「肉眼」はとても無理だろう。

昨日は雲が多くてダメだったが、本日(10/15)は雲は多少あるものの西の空は宵の明星がはっきりと確認できるくらい晴れ渡っている。もしかしたら見られるチャンスなのかもしれない。

暗くなりかけたころから、山頂から西方面の展望が良い近くの山にはご近所にお住まいの写真がご趣味の方々数人がカメラ片手に登り始めた。(整備された道があり歩いてすぐに登れる手軽な山で、展望が良い場所はこの辺りではここだけ。見下ろす範囲に人工的な光はほとんど無いのも幸いだろう)

この90のLEDライトが光る山の頂から
西の空を狙っている写真愛好家が数名いる
(右手の鉄塔側に一つだけあかりがあるのはその一人の手元ライトだろう)

よい彗星写真が撮影出来たら良いと思う。

※ なんちゃら彗星=「紫金山・アトラス彗星」だそうだ。

2024年10月11日金曜日

細葉柊南天は蜜

今年もまたスズメバチがこの花の開花を待っていたようだ。

細葉柊南天の花だ。特に目立つ華やかさはない黄色いつぶつぶの花だ。香りが強烈ということもない。これは人間の目や鼻で認識出来ないだけで、スズメバチ、ミツバチにすると他の花を凌駕する魅力的な花のようだ。


感覚的にはミツバチよりもむしろスズメバチを惹きつけているように思えてならない。試しにネズミ取りシートを置いてみたら短時間でこの状態だ。


この連中による今シーズンのミツバチの被害は5箱にのぼる。あと少しで採蜜を、と考えていた巣箱はこのうち3箱。年に10回も無い採蜜の機会だから被害は甚大だ。

あと一月はコイツらとにらめっこだ。

2024年10月5日土曜日

キバナコスモス

秋を代表する花、コスモスが真っ盛りだ。白やピンクが多いが紅色のものもあり、これらが入り混じり群生している景観はなかなか良い。
似た花で「キバナコスモス」がある。こちらもいま花が盛んに咲いているが、針のようなトゲトゲの種子が取れ始まる時期でもある。



近隣某所にこのキバナコスモスがまとまって咲いている場所があり、そのお宅のご厚意で種子を大量にいただくことができた。
土地を選ばず丈夫に育つ花だ。
橙色や黄色の彩りが鮮やかで、コスモスに負けず劣らず良い景観植物になっている。
多くの花を長期間付けるので、小昆虫が好んで多数訪れる。
秋の時期のミツバチにとって好都合の花に違いない。

さっそく(邪魔にならない場所に)撒いてみた。
頭の中ではもう既に来年の一面に広がって開花した姿と、その花にミツバチやチョウが飛び交う姿が見えている。こうやって蜜源・花粉源の花が途切れる期間ができるだけ発生しないようにと願い増やし続けている。この作業は先が長いがいずれの日にか大きな結果を生む。楽しみが止まらない。