田植えが始まった。今年は温暖な日が多かったうえ水も十分にあり、少し早めの開始だ。写真の谷津田から開始。
この谷津田は完全な天水しか入ってこない田んぼだ。上流に人家や家畜飼育場、ゴルフ場等、人工的な設備・工作物は皆無で、あるのは深い森林だけ。つまり生活雑水は一切流入していないとても恵まれた環境にある。直接降り注ぐ雨水と周囲の山から染み出た有機成分たっぷりの養分を含んだ水でじっくり育てられているということだ。
我が家の場合、あいにくと完全な無農薬・有機栽培とはいかないが、農薬と化学肥料は田植え時に必要最小限使用するだけに留めている。
長い生育中に用する水がずっとキレイな天然水というだけでも、かなり良い条件で育つコシヒカリである、とはいえる。食べるものだけに「安全」は絶対条件だが、それを十分に担保している自信がある。
余談だが、我が家では刈り取った稲は全て「オダ掛けの天日干し」で乾燥させる方法を続けている。このことでどれだけ食味が変わるのかは分からぬが、多くのコメ農家がやっている効率のために乾燥機で一気に短時間で乾燥させてしまうよりかは、コメ本来の自然の味が保たれるのではないかと思っている。
ということで、この谷津田で獲れる米はプレミアム米だと自負している。
向こう3か月の長期予報では今年も高温の確率が高いようだ。さて、どのような夏になるのだろうか。稲の生育によい気候であって欲しい。
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