2020年11月30日月曜日

薪ストーブ

先日、薪ストーブをビニールハウス内に設置した。



ビニールハウスは、稲苗を育てる間と、稲刈り後に稲藁を買取り業者に引き取ってもらうまでの短期間の保管場所、あとは寒さに弱い鉢植え植物を冬場に退避させるくらいの利用・役目があるだけだった。まさに今の時期から春まで何も利用されることがない場所だ。3月になったら簡単に撤去できるストーブなので気楽だ。

山の整備を進めていて薪の材料は使いきれないほどある。寒く凍てつく日も、雨が降り屋外で作業が出来ない日も、ここは汗ばむくらいの温暖で快適な、まさに楽園である。

今日は蜜蝋を溶かして型に入れる作業をしてみた。いくらでも火を燃やせるし、汚しても良い。何という理想的な作業環境であることか。

揺らぐ炎を眺めながら何も考えず珈琲をひとり飲むのもいいだろう。

これからも贅沢な時間を過ごせそうだ。

2020年11月24日火曜日

皇帝ダリア

皇帝ダリアは霜にとても弱い植物だ。

我が家のものは先日の降霜で、ツボミと葉がいっぺんに枯れてしまった。


開花直前であっただけに残念だ。開花していたらミツバチたちがたくさん訪花していたはずだったのに。同じ市内でも少し南側の地域では霜被害が無く、今満開なだけに余計に感じる。

一方で、隣にある冬桜が今年は例年になくたくさんの花を咲かせて、目を楽しませてくれている。


自然は予想外のことも楽しみのひとつだ。

2020年11月6日金曜日

紅葉すすむ

我が家のモミジとイチョウが色づき見ごろになった。と言っても、戯れに作っているミニ盆栽のうちの一部の鉢でだが。この辺りの山々の紅葉は始まったばかりで、本格的な色づきはもうちょっと先だ。

すべて付近の山野で見つけたものを引き抜いてきて鉢植えしたもの。同じモミジの樹の実生苗なのだが、不思議とこの鉢のモミジだけがきれいに早々と色づいた。イチョウは種を付けたままの鉢植え。こちらも葉が黄色く色づいた。


モミジの根元にはオキナ苔を敷き詰めてみた。実はミニ盆栽に合わせるための苔も育てていて、苔テラリウムも楽しんでいる。

鉢の苔も密に育ってきてなかなか良いミニ盆栽になってきている。これらはまさに掌にのるミニサイズの大自然だ。


これらは本格的な大型盆栽のように堅苦しいものではなく、手軽に楽しめるミニサイズだ。山野で見つけたカワイイ幼木を気軽に鉢植えしている。季節ごとにそれぞれの木の表情が変わるのて、見ていてとても楽しい。

聞くところによると池袋の東急ハンズにはミニ盆栽や苔コーナーがあるのだとか。

リビングテーブルにこれらの小鉢を置いて日々眺めるのもいいだろう。都市生活においても大自然を感じられるはずだ。小さいながらもこれらの樹木や苔にはココロと体のバランスをやんわりと整えてくれる大いなる効用があるように感じるのだが。