先日、薪ストーブをビニールハウス内に設置した。
ビニールハウスは、稲苗を育てる間と、稲刈り後に稲藁を買取り業者に引き取ってもらうまでの短期間の保管場所、あとは寒さに弱い鉢植え植物を冬場に退避させるくらいの利用・役目があるだけだった。まさに今の時期から春まで何も利用されることがない場所だ。3月になったら簡単に撤去できるストーブなので気楽だ。
山の整備を進めていて薪の材料は使いきれないほどある。寒く凍てつく日も、雨が降り屋外で作業が出来ない日も、ここは汗ばむくらいの温暖で快適な、まさに楽園である。
今日は蜜蝋を溶かして型に入れる作業をしてみた。いくらでも火を燃やせるし、汚しても良い。何という理想的な作業環境であることか。
揺らぐ炎を眺めながら何も考えず珈琲をひとり飲むのもいいだろう。
これからも贅沢な時間を過ごせそうだ。