2020年10月20日火曜日

秋の風物詩 籾殻焼き

籾殻を焼いて「籾殻燻炭」を作っている。


焼き過ぎると炭を通り越して白い灰になってしまうため、時々様子を見ながら掻き混ぜる。

この作業では煙突から出る煙に木酢液にも似た強烈な臭いがあるので、周囲に気を配らねばならない(洗濯物とか匂いが付くと大変である)。風向きを気にしながらしないといけないのが難点といえば難点だ。

焼きあがった頃を見計らって大量の水(バケツ7~8杯は必要だ)を掛けて消火する。ここで注水量が足りず消火が不十分だと知らぬ間にじわじわと燃えてしまい、真っ白い灰になってしまう。要注意だ。

注水後はスコップで掻き混ぜ冷えるのを待つ。朝から始めて夕方には綺麗なサラサラの籾の炭が出来上がる。


この籾殻燻炭は畑に撒く。

籾殻が炭となることで、炭の微細な穴が微生物の繁殖を助けたり、保肥力を高めたり、通気性・排水能力を高めたりと、畑に撒くことで畑の土壌改良になる。すごい能力だ。

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