台風19号の被害がこのように身近で発生し目の当たりにすると、その惨状があまりに酷くてなんとも気が重たい。
いままで幾度となく他地域の被害をTVなどのニュース画像で見てきたが、被災現場の状況を見ても「大変だな」とは感じられるもののどこか他人事であった。
いまこうやって地元が被災し、生の風景を面前にするとそのインパクトは強すぎる。けっして他人ごとではなかったのである。
東西を那珂川・久慈川という大河に挟まれている当市は、両河川沿岸部が広範囲にわたり被害にあった。幸いにもこの玉川村駅周辺では浸水被害はないが、いつも車で通過している見慣れた場所の風景が様変わりしているのを見るのはほんとうに辛い。
朝日新聞ニュース映像 → https://www.youtube.com/watch?v=DXhv0QGjIyQ
水郡線は橋脚を流されて甚大なダメージを受け、現在、常陸大宮以北は運休となっている。全線の運行を再開するとしても相当時間がかかるのだろう。線路近くで生活している者にとっては、いつもの時間に列車が通過しないのは寂しいものだ。
※今日(10/19)、JR東・水戸支社は常陸大宮~西金間、および安積永盛~常陸大子間を11/1から運転再開すると発表したようだ(福島民友による報道)。
とにかく再開に向けて動き出しているのは嬉しい。
何しろ水郡線は典型的な地方の赤字路線である。これを機に路線の一部について廃線=バスによる代替輸送といった議論が本格化するのではないかと本気で心配していたから。
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