当地では例年どおり9月に入るとすぐに稲刈りの時期となり、周囲でも一斉に稲刈りを始めた。我が家でも昨日から始まった。
まだまだ真夏の日差しが照り付け酷暑の日々だが、稲の穂は確実に垂れてたわわに実り、収穫の秋を実感する。今年の出来は良いほうではないかと思う。
稲刈り作業は天候に左右される。田んぼが適度に乾いていて、天候が良いと気持ちよく作業が進むのだが、雨か続いて田んぼがぬかるんだり、稲穂が倒伏したりしていると(肌感覚からするとだが)10倍は苦労する。台風の接近も予想されているので、倒伏した場所から刈取りを進めている。
このように雨の予報が出ているような状況では(暑かろうが、疲れていようが)できる限り作業を前に進めておきたい。こんな気ばかり焦ってモヤモヤするというのは、一次産業従事者ならばよく理解できるはずだ。
![]() |
稲の天日干し用の脚や竿を格納しておく簡易建物 |
次々と刈り取られてゆく稲ではあるが、老朽化した稲刈り機の調子に気を揉みながらの作業だ。あとはひたすら・黙々と束を竿に掛ける。
まだまだ熱い日が続く。