2025年6月9日月曜日

玉川里山はちみつショップ CAFE Ma.Min

我が「玉川里山はちみつ」の販売チャネルがまた新たに増えた。JR水郡線・玉川村駅前にこのたび新規開店した「CAFE  Ma.Min」様にて取扱いしてくださることになった。




はちつみコーナー

店内の様子

こともあろうに長期低落、衰退傾向にある玉川村駅周辺において、およそこの田舎の街並み・風景にふさわしくない洒落た外観で、「コーヒーを愉しむお店」が新たに出現したものであるから、地元界隈ではもっぱらこの店の話題でもちきりだ。

話によればメインのコーヒーのほか「さつまいも」を中心としたスイーツも扱うとのこと。であればだ。この店舗が想定している客層はきっと甘いものに並々ならぬ興味関心をお持ちの方々(主に女性であろうと推察)と踏んで、はちみつを置いてくれるように交渉した次第。

このカフェのような新たなチャレンジが、閉塞感あふれるこの地域に何らかの良い刺激を与えてくれればよいなあと思う。頑張って欲しい。


2025年6月5日木曜日

2025年 梅仕事ス

青梅の季節。梅の収穫の時節。今日の晴れ間を待って梅を収穫した。

今年の梅はまずまずの着果で、ある程度の収穫量を確保できてほっとしている。昨年がひどすぎたからなおさらだ。青梅特有の香りも、実の色も、表面を覆う細かな毛も、この収穫したてが一番素晴らしい。小さく丸いフォルムもまた良い。なんだかこの丸い中に宇宙が詰まっているような気さえする。


匂い立つ黄緑  美しい・・・

新鮮なうちに、梅仕事にとりかかった。今年も「青梅のはちみつ漬け」を作るべく梅の実を選別し洗った。

医食同源。食べ物こそ何よりの薬。梅干しや梅酢、梅酒など梅を素材にした健康食品は多い。夏負けに古くから伝わる立派な医食同源だ。

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そうそう、昨晩ホタルが灯りを点滅させながら飛ぶ姿を見た。今年の初見だ。季節は夏に向かって一気に進んでいる。

2025年6月3日火曜日

春ウコンの花

ミツバチ巣箱を置かせてただいている方の畑の傍らで初めて目にした花がある。その植物は「春ウコン」。

草むらの中にあるピンクの花が「春ウコン」
後方のビワの樹下に巣箱を置かせてもらっている

桃色の花びら(ほんとうは花びらではないらしい)が地面近くにいくつも出ている。何度もこの場所を通り過ぎているがまったく気か付かずにいた。低い位置に咲いているので緑の雑草の中に埋もれていていて気付かれずにいることが多いのだろう。でも花はなんとも可愛らしい。


家の方に伺うと、何十年も前に先代が植えたものらしく、植えてあるのは知っているものの掘って食用にしたことは一度もないとのことだ。たからかいつも刈払機で花の時分に雑草と合わせて刈り取られていたようだ。

秋ウコンの根はカレー粉のターメリックの原料となるようだ。だがこの今の時代、漢方薬としての利用もさることながら個人で秋ウコンの根を食べようとする向きはほとんどいないのではないか。

またひとつ(無用かも知れぬが)知識が増えた。

2025年5月27日火曜日

ソラナムパンプキン

ハロウィンを彩るカボチャは今頃に苗を植える。先週にジャンボカボチャ他何種類ものカボチャ種を播種した。
先日、そのうちのひとつ直径10センチほどのサイズのまん丸カボチャの発芽を確認したが、同じ日に播種したソラナムパンプキンも続けて発芽してきた。細い針状の葉がいくつも確認できるようになった。なかなか良い発芽率だ。


この種類はパンプキンと名は付いているがれきっとしたナス科の植物。ではあるが成熟した実の色は見事なオレンジで3~4センチほどのミニカボチャ状だ。それはそれは可愛らしく、花屋さんでは人気のある商品になっているようだ。今回種取りしたのも昨年秋に花屋で購入しておいたもの。すっかり干からびた実から種を取って撒いた。

うまく実がなるかどうかはこれからの育て方次第であり分からぬが、まずはたくさん発芽したので幸先は良い。もう少し育ったら大きな鉢に植え替えよう。
多くの人に配れる・飾ってもらえるような豊作の秋になるとよい。

2025年5月23日金曜日

ハロウィンカボチャ発芽

ハロウィンカボチャが発芽。



昨年秋に街の花屋さんの店先に並んでいたハロウィン向けの可愛いカボチャだ。オレンジ色のまん丸で手のひらサイズ。この時、来年に栽培しようと購入して置いたものだ。
なんとも可愛い。
ほぼ完成な球形 

既にあのキレイなオレンジ色は見る影も無く本体は腐ってしまったが、中の種子はたくさん良い状態で残っていた。
播種して4日目、他のジャンボカボチャやクラウン型のハロウィンカボチャはまだ発芽していないが、この種類だけが続々と芽を出してきた。
さて、今年の秋にはどんなカボチャたちが収穫できるだろうか。楽しみだ。

2025年5月19日月曜日

カワセミの巣穴

 山沿いの崖の切土面に直径5センチほどの穴を発見。比較的新しい。カワセミの巣穴だ。



昨年の秋に田んぼ沿いの山道を削って道幅を拡張した場所で、さっそく営巣に適した場所として見つけてくれたようだ。近くの溜池で頻繁に見かけるあのカワセミのものに違いない。
巣穴の主であろうカワセミ(2024/12/2撮影)

彼らの口ばしで掘れるような柔らかい土で、ほぼ垂直な面であるような場所を選んでいるようだ。ありそうでなかなかない適した場所。外敵から見つからないようにするための彼らなりの知恵であろう。
たまらなく愛おしい瑠璃色の妖精だ。

2025年5月17日土曜日

さつまいも植え付け

既に5月も半ばを過ぎて、周囲の山々は濃い緑色一色だ。まさに「春過ぎて 夏来るらし・・」である。
どの田んぼも田植えが終わり、水を張った田んぼがキラキラ輝いている。暗くなると周囲ではカエルの鳴き声がかまびすしい。

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昨日さつまいもの苗を植え付けした。「べにはるか」をメインに「べにあずま」の2品種。

大規模に(業として)栽培しているさつまいも農家の方は一般に黒いマルチビニールをかけて苗を植え付けているところが多い。だが我が家の場合、自家消費分の少量栽培であるし、出来上がりの品質の良し悪しもあまり問題としていないため、マルチは使わずに畝にそのまま苗を刺している。経験的には出来に極端な差は無いように思うのだが。
(・・・そもそも大量のビニールマルチを使用するのでコストがかかる。加えて、収穫した後にそれらはすべて農業資材廃棄物となる。あまり環境的によろしくないような気がする。)

さつまいもは恐ろしく強靭な生命力を持っていて繁茂する。何しろ、葉が付いたたった一本の茎から丸々と太った多数の芋をならせるのであるだから。

秋の収穫時期にはこの畑はさつまいもの葉っぱが一面に広がっている(はずだ)。