2026年1月30日金曜日

西金の菜の花



やっと早咲きの梅が咲きだした。日差しも心なしか強くなってきた。とはいえまだまだ寒風が身に堪えるザ・冬だ。

先日、西金地区でニホンミツバチを飼っている蜂仲間を訪ねてきた。西金はここ常陸大宮より北に位置している急峻な山に囲まれた集落だ。平地が少なく畑も少ない。一見するとミツバチ飼育には適さないような感じがするが、何年もの間、同一の群が越冬して安定して良質なハチミツの採取が出来ているとのことだ。

人間の目ではこれといった蜜源の花は見当たらないのだが、ミツバチはちゃんと訪花しているようだ。これだけ長いことやっていてもまだまだミツバチの生態の理解と観察が足りない。ニホンミツバチの生態は実に奥が深い。

常陸大宮よりは菜の花の開花は遅そうに思える環境の西金地区だが、道端にはすでに黄色い花がたくさん咲いていた。特に陽当たりが良いとか(西金地区全体、東西に高い山が迫っていて日照時間は短いはずだ)、何かしらきちんと手入れをしているような場所ではない。ミツバチはちゃんとこのような場所をいくつも見つけているのだろう。

あるいは菜の花の種類が違っているのかもしれない。早咲きの菜の花というのがあるのかはわからないが、時期が来たらこの花の種子をいただいて我が家の周囲に蒔いてみようと思う。

さて、当地の菜の花開花はまだ先だが、咲き出した梅にミツバチ達は通っている。楽しみしかないミツバチシーズンがまたまもなく始まる。一足早くココロはウキウキしている。

2026年1月15日木曜日

カイガラ山探訪

 玉川村駅の周辺には高低差20~40mほどの比較的なだらかな里山が広がっている。

かつては(この「なだらかさ」が魅力的だったのかもしれないが)こぞってゴルフ場が造成され、この地はゴルフ場銀座になった。時代は変わりコースの一部には太陽光パネルの敷き詰められた。場外からはほとんど目にすることができないが、黒々としたパネルの波は時代に翻弄された地方のちょっと悲しい姿である。きっとこの太陽光パネル群もいつか手入れもされず放置されて荒れた風景になるかも知れぬ、などふと考える。

幸いにも玉川村駅の真東の一帯はその開発の波にのまれずに、そのままの状態である。この一帯に隣接して東側には私有地に複雑に入り組んだ国有林があるためゴルフ場化が免れたのだろう。今、雑木を切って明るい林を作り、桜の樹を植え、散策路を整備して楽しめているのもそのおかげだ。

その国有林は玉川村駅の東、最も近い場所で直線距離700mほどのところにあり、南北に長く広がっている。南端は富士フィルムオプティクス社の南側辺りで、瑞穂牧場へ繋がる道路までとなっている。国有林の看板も立っている。

さて、本題。

この国有林の中に「カイガラ山」と皆が呼ぶ場所がある。無論、通称であるが、その名の通りカイガラ=貝の化石が出土する岩山部分がある。かつてはこの山の一帯は温暖な浅い海であった証拠である。玉川小学校からも歩いて行ける場所であることから先生に連れられてクラスの皆で行った記憶がある。同じ経験を持つ方も多かろう。

久しぶりに現地を訪ねてみた。藪をかき分け進むと懐かしい岩山があった。周りの木々が大きくなっていて子どもの頃の記憶に残る周囲の風景とは違っていたが、露わになっている岩山はそのままだ。




そのうち、懐かしい記憶を持っている方々と皆で歩きたいものだ。こうやって山に入ることで山も保全され、素晴らしい価値ある地元の資産になる。