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2012年11月29日木曜日

SLを迎える(迎えた)玉川村駅(その4) 撮影ポイント案内など

明日(11/30)から、いよいよSLが本番運行される。
度重なる試運転を繰り返したことで、唯一の途中停車駅・玉川村駅では手順の確認など準備は万端のようだ。

午後には駅前の広場に仮設トイレが設置された(駅の付属のトイレだけでは不十分だ)。
これで実質的な最後の一般客受け入れ準備が整ったということだろう。
3台(3戸?)のトイレを置くJR玉川村駅前広場
         

繰り返しになるが、このイベントで玉川村駅に駐車場の用意はない。
(11/30 訂正 玉川村駅の南側500m程のところにある富士フィルムオプティクス社の社員駐車場が12/1と12/2の土日に限り当イベントのために解放される。2〜300台は駐車可能だ。ぜひここに止めて駅まで歩いて欲しい。場所はこちら)

駅前のロータリーは実質的に進入禁止になるはずだ。
もともと狭い上に、関係車両のスペースが確保され、更に仮設トイレの設置である。
ロータリーで車を回すことも出来ないだろうから、実質的に県道102号線からは進入禁止だろうと思う。
試運転初日にもかなりの混乱が発生し、嫌な思い(・・・駅前広場での渋滞にはまり、肝心なSL到着時に姿を見られなかったり、警官に注意され駅前侵入を諦め駐車場所を探してウロウロしているうちにSLが来てしまった、等)をした方も多かろうと思う。
自宅の庭まで車を侵入された家では、ご主人が激怒し厳しく注意した、という話も聞いた。
こうなるとちょっとしたトラブルである。
さらに、今日の夕方に確認した限りでは、駅付近の家には庭先に立入り禁止の表示をした箱を設置した家もある。
皆、よほど試運転期間中に懲りたのであろう。
・・・・・ほらね、懸念した通りになってしまった。

このような状態であるから、明日からの3日間、車でお越しの方は十分に留意されたい。

(決して責任は持てぬアドバイスだが、玉川村駅から県道102号線を北に200m程行くと人家が切れる。ここあたりからは路肩に少々のスペースはあるので早い者勝ちだが、駐車は出来るだろうと思う。ただし警察も特別態勢で臨むはずで、取り締まりに合わないという保証はないことだけは記しておく。一番安全なのは、正式に家の方に挨拶をして止めさせてもらうことだろう。)

         

個人的に選んだ玉川村駅周辺のSL撮影ポイント、下りSLに合わせたものだが、マニアックな場所も含めて地元民ならではのポイントを幾つか紹介したい。
(ピンク文字部分をクリックするとGoogleMap。緑矢印の場所)

1.八田の跨線橋 ・・下りの列車が大宮高校下のカーブを曲がって直進してくる姿を正面から捉えられる。付近の道路は整備されており、路肩も広い。
2.八田の踏切・・(恐らく水郡線で一番長い直線部分を)直進する列車を、大宮高校の森を背景にとらえられる。付近は農道を含めて駐車スペースはあるほうだろう。
3.国道293号線跨線橋・・国道であり通行量は多いので車の駐車は不可。歩道からのみ撮影可能。直線部分の一番良い場所かもしれない。
4.東野・フジノン前踏切・・カーブを曲がり僅かだが勾配を登ってくる列車が、踏切横の土手から捉えられる。付近は民家であるので立ち入りに注意だ。駅に近いので、ここで撮影したあと、駅まで徒歩で5分ほどだ。
(11/30追記 今日行ってみて確認したが、何人もの人が土手にカメラを並べていた。穴場だと思ったが、下調べした人は多いらしく混雑していた。やはりここは皆が認める撮影スポットだろう。)
5.玉川村駅北・踏切横・・玉川村駅を発車した列車が徐々に速度を上げ、初めてのカーブを曲がるポイント。試運転期間中もカメラの列だった人気ポイント。ここも民家の近くで畑の脇である。立ち入りには細心の注意が求められる場所だ。車は乗り入れ不可。行き止まりだ。
(11/30追記 駅から近いことからSL発車間際に急激に人が増える場所。今日も通過時には20人程が集まった。直前に行ってもベストポジションは望めないが、線路と平行している道からは間近にSLを撮影できる。立入り禁止ではない道であり、意外と穴場であろうと思う。)
6.照田入り口の水戸GC下・・線路から少し低い位置からの撮影になるが、土手の間を抜けてくる列車を捉えられる。路肩がたいそう広く、駐車スペースは十分ある。ここから北に県道102号線を進むと野上原⇨山方宿駅方面へ抜ける道がある。
(11/30追記 やはり午前中の上りSL通過時から何台もの車が列をなして駐車していた。やや低いアングルからSLを撮れるのと、逆光の時間帯ながら山陰でちょうど良い加減で撮影できるからであろうか。そしてなによりも駐車に問題が無いからだろう。)
7.照田のカーブ・・付近で最も人気のあるポイント。かなり早い時間から人が集まり場所取りが始まるはずだ。大変な激戦区であると思われるので避けたほうが賢明であろう。

以上、勝手に選んだ場所であり、責任は負いかねる。
ご自分の目で確かめて欲しい。
そして、くれぐれも地元の方とのトラブルが無きよう注意して、素晴らしい写真を撮って欲しい。
われわれ地元民は、マナーを守っていただける皆さんをこころより歓迎する。
よき撮影の思い出を持ち帰っていただければ嬉しい。

2012年11月17日土曜日

SLを迎える玉川村駅(その2)

SLを受け入れる準備がまたひとつ進んだようだ。
駅構内に積まれた石炭の袋。
ちょうど20袋ある。

         

日常的に蒸気機関車が走っていた時代、今回石炭積み込み用の通路を造った場所には小さな『石炭小屋』があった。
上の写真で、自動車が止まっているところだ。

小学生時分の頃(昭和40年代前半)までは、小屋内には石炭がうずたかく積まれていて、あたりにもゴロゴロしていた。
当時はまだ貨物の積み降ろしも行っており、隣には大きな倉庫があって、作業人夫のおじさん達も働いていたことを覚えている。
広い駅前と倉庫周辺は、当時の子供達にとって良い遊び場だった。

あれから駅舎も変わり、駅前の風景も変わり、人々の生活も変わった。
単なるノスタルジーなのだが、あの頃町に活気があった時代の記憶があるだけに、今の風景があまりに寂しい。

         

玉川村駅と野上原駅の間の照田地区にある、通称『Sカーブ』に行ってみた。
ちょうど紅葉がキレイな時期で、SLが走る頃まではなんとか持つのではないかと思う。

通りかかったので立ち寄ってみたのだが、たまたま上りの列車が来たのでシャッターを押してみた。
(あいにく安物のコンパクトデジカメであるため、ここまでしかズームができなかった)

電信柱や人家がファインダーに入らず、ちょうど山間のカーブを曲がって走る列車を写せる、なかなか良いポイントだと思う。
     場所はこちら(緑矢印部分)
だだ、ここは民家の裏であり、地域の方の生活の場である。
くれぐれもマナーは守って欲しい。

ついでに、ここは良い撮影ポイントかな、のお気に入りの場所。
山方・常安寺。
水郡線を跨ぐ橋があり、下り列車では山方宿駅を出た列車が直進してくるのが上から見える。上り列車であれば、御城下のトンネルを抜けて南進する列車が見える。
既に有名であるので、ただ混雑しているだけかもしれない。
お寺の橋の上から南方向(山方宿駅方向)
同様に、北方向(正面に御城下のトンネルが見える)
場所はこちら(常安寺) 緑矢印部分

2011年5月19日木曜日

A place of my favorite view

水郡線の沿線住民として、汽車は生活に密接に関わっていて、どうしても切り離せません。
大変な愛着を感じています。
かつては通学の手段として。いまは時計替わりとして。
もう一日の生活のサイクル・リズムが汽車の運行をベースに成り立っているようなものです。

朝一番の汽車は午前5時38分の上り水戸行き。
布団の中で通り過ぎる汽車の音を聞き、朝を感じます。
最終の汽車は午後11時08分の下り常陸大子行き。
最終が出るとそろそろ今日も終わり。
駅のプラットホームの灯りも消され、一帯が漆黒の闇に包まれます。

水郡線は下りの汽車に乗ると、常陸大宮駅を過ぎ玉川村駅に近づく辺りから趣が変わり、
急に山が迫ってきます。つまりは中山間地域に入ります。
カーブも増えてきます。線路の起伏も程々にあります。

もっと北に行った久慈川沿いほどの人気撮影ポイントはありませんが、それでも列車の写真撮影ポイントがあるようです。
たとえば玉川村駅から次の野上原駅に向かう途中、右手にゴルフ場を見ながら右に回りこむところ(地名で言うと照田付近)。
どうやら、玉川村駅-野上原駅間の『大カーブ』、あるいは『Sカーブ』として、撮り鉄の間ではちょっとした人気ポイントのようです。
キーワードを『玉川村駅 野上原駅 カーブ』と入れてネットで画像検索すると、この場所で撮影された各種画像約300がhitします(yahooで検索した結果です。関係ない画像も多いです)。

この場所も確かに良いのですが、むしろこちらがわたくしのお気に入り。
玉川村駅から北に300mほどの場所です。

北に向かうと、遠くに朝房山を望み、田んぼ・畑が広がるいかにも里山という風景の中、真っ直ぐ正面から緩やかな傾斜を上って進んで来る列車を眺めることが出来ます。
写真手前の築堤部分を過ぎると(この撮影場所で)カーブして一気に玉川村駅の構内に進んでゆきます。

正面に小さく汽車が見え始めました
左にうっすらと霞んで見える山が朝房山です
送電線の鉄塔が建つ前は、もっと眺めがよかったのですが・・
 
正面から緩やかな勾配を汽車が上って徐々に近づいてきます

築堤部分に入ります

撮影はもう少し右側から・やや離れて、が良かったですね

築堤を過ぎるとカーブします

踏み切りが近いため、ここで警笛を鳴らしたりすることもあります

汽車が通り過ぎた後には、心地よい風が吹き抜けます。
そして、いつもの広い空と、ゆったりとした長閑な風景が広がります。