2021年10月31日日曜日

お化けカボチャのお礼

 過日、市内の保育園にハロウィンのお化けカボチャを寄贈した。

その後、園児たちからのカワイイお礼カードを受け取った。カボチャには顔を描き、たいそう立派なハロウィンカボチャに仕上げたようで、その前で先生方と写真を撮り、カードに張り付けてある。園児たちはみな目を輝かせているステキな集合写真だ。


予期せぬカワイイお礼のカードを頂戴して、こんなにも失敗作のお化けカボチャを喜んでいただけて甚だ恐縮した次第。かようなことでも人に喜んでもらえることをしたというのは、ちょっとした社会貢献かもしれない。先生方、子供たちのお気持ちが伝わってきた心温まる出来ことだった。

「来年もお願いしますね💛」と笑顔の園長先生。

もちろんですとも。来年はお化けサイズもミニサイズももっとうまく作ります、待っててください。。

2021年10月22日金曜日

ハロウィンカボチャ ミニサイズ

 ハロウィンイベントにオレンジ色のカボチャは欠かせない。

今年、お化けカボチャの栽培を初めて試してみたが想像以上に難しかった。姿は大きくなるのはなるのだが、その重量ゆえになかなか動かせなくなり、地面に接する部分が固定化する。そうなるとその接地部分の表皮がとても弱くなりそこから腐り始める。ほんの小さな傷からもまた腐り始める。何とかしようとして大きくなったカボチャを下手に動かすと茎がボキッと折れてしまう。

たくさん実をつけ、それぞれが周囲120cm~150cmくらいには巨大化してくれたのだが、最終的に収穫できたのは10個ほど。巨大に育ったカボチャのほとんどが畑で朽ち果ててしまった。収穫した10個のうち8個はしばらくすると腐ってきてトロトロになり悪臭が漂いコバエが飛び交い、廃棄してしまった。最終的に残ったキレイな完形品は2個。うちひとつが保育園にプレゼントしたものだ。あまりに不甲斐ない結果に終わった。

保育園に寄贈した大きなカボチャ(ごく一部が腐ったものの綺麗な姿を留めていたため腐った部分と内部を削り取ったものを寄贈した)も、あれからほどなくして腐ってきたとのことで捨ててもらった。小さな方はまだちゃんと姿を維持しており、圓の方が顔を書いてくださり飾られている。

なにはともあれ試行錯誤。トライ&エラーだ。来年に向けて学んだことは多い。

お化けカボチャとは別にミニサイズのハロウィンカボチャもある。こちらは手にのるサイズでカワイイ。あまりに形が整っていて色も均一でキレイであるため、一見すると石膏か何かで出来た作りモノのような感じがするが、れきっとした本物の生のカボチャである。店舗などのディスプレイに人気があるようだ。

自然のものはやはりよい。100円ショップなどで手に入るプラスチック製カボチャのようなチープな品には無い本物の風合いがある。

これをとあるところで買い求めた。無論、観賞用ではなく、種を採るためだ。

外皮はとても硬くてなかなか包丁が入らなかった
The pumpkin which can't be cut easily.

ここちらも来年栽培してみることにした。こちらはまた違った育て方のコツがあり、難しいのかもしれない。。運よくたくさん採れたならまた保育園に差し上げたいものだ。

今年の失敗から学び再度チャレンジするお化けカボチャ。初めてチャレンジのミニサイズのカボチャ。

さて来年の今頃、どのような報告ができるだろうか。楽しみだ。

Give thanks to the Lord..


2021年10月11日月曜日

クルミ収穫

 過日の台風による強風で、丁度収穫時期だったクルミが大量に落下した。通常は少量ずつ自然落下するので、完全に落ち切るまでには結構時間がかかっているのだが、今年はほとんどの実が一度に落ちた。拾い集める作業日数は例年よりだいぶ短縮された。



これから一番手間がかかる作業の、一個ずつ殻を割って食用部分である「仁」を丁寧に取り出す作業に入る。だが、殻はキレイだが実際に割ってみると仁が腐っているものも多い。また仁が見た目の悪い真っ黒な皮に包まれたものもある。これらを除外すると実際に食に供することができるものは拾った全体の6割といったところだろう。

これを使って今年もハニーナッツ『くるみ&百花蜜』を製造する予定でいる。生産者としては例年好評いただいているのは甚だ嬉しいのだが、毎回数量限定とならざるを得ずすぐに売り切れとなってしまい、希望の方全員にお渡しできないのはなんとも心苦しい。


2021年10月2日土曜日

ミゾソバ(溝蕎麦)

 近くの休耕田に「ミゾソバ(溝蕎麦)」が群生していて、いまが花の盛り。野生の花ではあるが、これだけ一面に咲き揃っているとなんともいい眺めだ。


小さな白とピンクの花が茎の先端に付いているのだが、球体状の花のように見える固まりが小さな花の集合体で、よく見ると一つ一つが可愛らしい花だ。

実はこの花がミツバチたちは大好き。盛んに訪花して蜜を集めている。

⇒ Youtube動画 https://youtu.be/GDNKJmow0i8



まさにいま茨城北部では常陸秋ソバがちょうど満開で花盛りなのだが、この近くには耕作している畑が無いので、ミツバチたちにとっては大変ありがたいミゾソバの花なのである。間もなく咲き始めるセイタカアワダチソウまでのつなぎの時期ではあるのだが、けっして脇役ではない存在感ある花だ。