また害獣イノシシの出没が顕著になってきた。
何かしらのエサになるものを地中に求めて彷徨し、硬い地面をほじくっているのであろうが、そのほじくられている痕跡を眺めると、奴らはあまり場所を選んでいない。田んぼあり、畑あり、山道あり、雑木林あり、切り株の根っこ部分あり、といった具合だ。耕作放棄の田んぼの草むらなどは、人が機械で耕したかの如く見事に凸凹に攪乱されている。(これだけの労力をかけて土をほじくって得られるエサとは、いったいどんなものでどれだけの量があるというのか? あのデカい図体を維持する・子供を産んで育てるだけの必要カロリーは賄えているのであろうか? という疑問は尽きない。・・・のだが、かように生体個数が増えているようなので十分なのであることは間違いない)
イノシシの狩猟解禁は11月15日の日の出からである。そのタイミング合わせて、市から鳥獣捕獲許可を得た方によって箱わな(檻)1台とくくりわな(脚をワイヤーロープで括るタイプ)3個が我が家の山に仕掛けられた。(私的な無許可設置・違法設置ではなく、正式手続きを経た公的設置である)
箱わなの中にはエサとなる米ぬかを置いた |
被害に悩む我々としては、仕掛けた以上は捕獲されることを強く望むものである。とはいえ、できるだけ殺生は避けたいという気持ちも多々ある。これらのわなを警戒して出没しなくなるのであればそれが一番良い。
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