2012年9月12日水曜日

2012常陸秋そば 花盛り

8月10日に播いた常陸秋そばの、ほぼ1ヶ月経過した現在の状況である。
白い花が満開
可憐な白い花で、いま蕎麦畑は埋め尽くされている。

         

蕎麦がしっかりとした実を付けるための大切なステップに『受粉』がある。
よく目を凝らしてみると中央部に、いる。
ここでも我が家のミツバチたちが精を出して働いている。
ミツバチ、チョウチョ、黄金虫・・その他のハチたちもひっきりなしに飛び交う。

         

沢山のミツバチが飛び回ってはいるのだが、なかなか写真を撮ろうとしても目の前の花には止まらない。
タイミング良く止まってくれても、なにしろじっとしていない生き物。
ほどよいポーズなどとってくれるはずも無く、じっとこちらがチャンスを待つ。

次の一枚は、上手い具合にその横顔を捉えられた一枚でやや満足している。
といってもこの程度なのだが。
プロの動物写真家っていうのは、やはり凄い。
珍しく良く撮れたと自負している一枚

2012年9月11日火曜日

レンコンの穴

レンコンは地下茎を食べる食材だ。
例のシャキシャキとした食感はたまらない。
煮物にも良い。
辛子蓮根は熊本の郷土料理で、あの辛味のファンも多いことだろう。

このレンコン、茨城県が27,900t(平成20年度の農林水産統計)で収穫量トップを誇る代表的な農産物だ。
2位の徳島県が10,700tであるので、ほぼ2.6倍のダントツの一位である。

        

地下茎を輪切りにすると、いくつもの空洞が開いている。
『先が見通せる』ことに通じ、縁起がよいとされる。
おせち料理にも使われる所以だ。
この孔は通常は8つだそうだが、山口県岩国で生産されるレンコンは9つまである、とWikipediaにはある。

        

JR常磐線の土浦駅~神立駅の間周辺にもレンコンを栽培している畑(泥の田んぼと言うべきか)が広がっているのが見える。
基本的には泥の中の作業であり、稲作とはまた違った苦労もあるのだろうと思う。

我が家の田んぼの一角にもハスを植えている場所がある。
泥濘がひどいために稲を植えるのを避けている一角だ。
由緒は極めて正しい『大賀ハス』を頂いて植えたのであるが、手入れが悪いせいか、いまだ蓮の花が咲いたことがない。

今年も田んぼの稲の間にも根を伸ばして、その蓮の葉を広げている。
稲穂の中の蓮の葉

当然のことながら、稲刈りには邪魔であるので、地下茎はそのままにして葉っぱの茎の部分から刈り取る。

        

いままで注意して眺めたことがなかったが、茎の切り口・断面を見て驚いた。
ちゃんと地下茎と同じように孔があいているではないか。

孔がちゃんと開いているハスの茎
いやはや、なんとまあ自然の不思議なこと。
神様はこんなところにまで、お拘りになったらしい。
ただし、この茎、あのレンコンの食感と味があるかどうかは定かではない。

2012年9月7日金曜日

14年ぶり

最後が1998年2月で、実に14年振りなのだそうだ。

11月30日〜12月2日の3日間、水郡線にSLが走ることが新聞で報じられた(茨城新聞8/28)。
試運転も11月24日(土)に行われるらしい。

水郡線の知名度向上と大震災で落ち込んだ沿線への観光客の誘致を図るという。
(知名度向上かぁ・・・そういえば、去年のことだが水郡線の愛称として『奥久慈清流ライン』を一大キャンペーンを張って決めたのだが、ホームにある駅名表示板に貼られた青シール以外では目にすることも、耳にすることも無い気がする。地元民からしてこの愛称にはあまり関心無し、愛着無しということか。それともまだ期間があまり経っていないせいか。はたしてどちらだろう?)

記事やJR東日本の発表によると、下り列車が玉川村駅で途中停車するだけで、あとの駅は全て通過するとのこと。
常陸大子を朝9時に出発し、ゆっくりのんびり風景を楽しんでもらいながら水戸まで(水戸着10時33分)。
とすると、この上りが玉川村駅通過は10時少し前か。
下りは水戸発12時ちょうど。常陸大子まで(常陸大子着14時17分)。
とすれば玉川村に到着し、停車しているのは13時前後か?
また水郡線沿線、そして玉川村駅は大騒ぎになるのだろう。

ちょっとした撮影スポットには多数の鉄道ファン、にわか『撮り鉄』がカメラを並べる。
なにしろ駅近の我が家である。
停車中の下りSLがほぼ正面から眺められる位置にある。
敷地内に入り込まれる心配があるな、などと今から心配してしまう。

         

茨城北部は、11月下旬はちょうど紅葉がいい時期だ。
マナーを守って素晴らしい写真を撮って欲しい。
そして全国に向けて水郡線を(・・玉川村駅もだ)アピールして欲しい。

玉川村駅〜野上原駅の間で、水戸グリーンカントリー下の照田地区Sカーブ付近は、ちょっとした撮影スポットだ。
人家が映らないで、小高い山の間のカーブを抜けてくる列車が撮影できる。
きっと撮り鉄の間では周知の場所で、カメラの列だろうが。

2012年9月5日水曜日

不思議な大豆

里山も、田んぼも畑も、全く関係ない話。

         

紫色の布の上に、大豆8粒を円状に並べて置く。
同様の8粒円を4つ作り並べる。(下図参照)

         

実験開始。
まず、左上の円の中心部を2秒間見つめる。
次に右上の円を同じように2秒、次に右下の円を2秒、次に左下の円を2秒見つめる。
2〜3回、この作業を続ける。
次に、ランダムにこれらの円を次々と見る。

あるいは、紫の四角の角を時計回りに順番に目で追う。

         

いかがであろうか、視覚に入っている黄色い粒が、視点を移した瞬間に、なにやら勝手に動いてはいまいか?
おそらく、この文章を目で追っている最中にも(凝視しなくても視覚に入っている)黄色い粒は動いているはずだ。
ちょっと気持ち悪い感覚かもしれない。

左上と右下は反時計回り(=左回り)に、右上と左下は時計回り(=右回り)に。
(・・・小生には回転方向はこのように見えるが、回転方向は人によって違うのかもしれない。そしてまた、小生には紫の枠外を見ている時のほうが動きが速いように感じる。)

本来動くはずのないこの黄色い粒が、勝手に動き出す。回りだす。
それもちゃんとギアがかみ合って回転する(ように見える)。
その円は凝視すると回転は止まって見えるが、他は3つの円は動く。
眼球を動かした時にだけ起こる錯覚。

不思議なことに4つは全く同じ構成ながら回転の向きが異なる。
さらに、PCを横向きにしてもそれぞれの円の回転方向は変わらない、ときている。

円がひとつ( ⇨ PCの画面を手で覆ってひとつの円だけ見えるようにしても良い)だと、この現象は起こらない。

理由は分からぬが、なんとも摩訶不思議。
紫と黄色は補色(印用語の基礎知識 補色)の関係。色相関の輪(Color-Circle)でちょうど反対側に位置する。
何かこのあたりに説明の材料はあるのかも知れない。
(この画像は、偶然ネットで見つけた)

2012年9月4日火曜日

おふかけ(名詞)・・・茨城弁の古語あるいは死語

今日は、夕方18時過ぎから激しい雷雨となった。
このような雷を伴って降る激しい雨+風を、当地では『おふかけ』と呼ぶ。
いや呼んでいた、と言ったほうが正確だろうか。
多分、茨城弁としてはもはや古語になっているか、あるいはすでに死語かも知れない。
我々が子供の頃、親の世代まではよく日常の会話で使っていて耳になじんだ茨城弁の単語である。
いまも通じるが、あまり聞かれなくなった言葉だ。

         

『おふかけ』。
おそらくは『お』は接頭語。『ふかけ』は吹っ掛け=吹き掛け。
つまりは激しい雨が雷と風を伴って吹き付ける様、であろう。

個人的な感じ方かも知れないが、あくまで雷と風を伴うものがおふかけであって、これらが伴わない場合は『おふかけ』とは呼ばない(・・単なる雨、若しくはお湿り)ようなニュアンスだ。
今日の突然の雷雨+風で、ふとこの言葉を思い出した。
真っ黒な雲がどんどん広がり、
やがて雷鳴とともに激しい雨が降り出した
雨が降らず、溜め池も水位が下がってきていた
昨夜に続く雨である。
少しまとまった雨だ。

これで乾ききった畑も地中までやっと湿り気を帯びよう。
おふかけも、カラカラ天気続きの時にはまさに天の恵み・慈雨。
地中の冬野菜の種子も喜んでいるに違いない。
雨も適量で適時ならこれ以上のものはない。

2012年9月2日日曜日

2012年度 稲刈りを始める

ほとんど雨が降らない。
ダイコンなど冬野菜の種を播く時期であるが、タイミングがつかめないでいる。
カラカラに乾いた畑であるので、今日降った一時的な雨程度ではまったくと言ってよい程に湿り気をもたらさない。
撒水しながらでも種蒔きをしておかないと、後々支障が出る。
まったく、農業は天任せの要素が大きい。

一方、このカラカラ天気は稲刈りにとっては都合が良い。
田んぼの土も乾いて固まっており、例年になく作業がやり易い。
去年はこの9月頭の時期に台風12号が四国に近づいており、心配していた。
そんな中、9月3日に倒れてしまった稲の田んぼから、稲刈りをスタートしている。

今年も、同じ田んぼの同じ場所の稲が、同じ方向に倒れてしまった。
この場所は、どうやら風が通り過ぎるロケーションなのであろう。

ことしもここの倒れた稲を起こしながら、一株ずつ鎌で手刈りを始めた。
茎の部分で折れて倒れている。
田んぼの土は、乾いて大きなヒビワレが出来ている
手前の部分の稲は倒れて色が白っぽくなっている。
この部分を早く刈り取らないと籾が発芽してしまう。

午前中は降ったり止んだりの天気であったため、午後から刈取りを開始した。
(農家によっては、仏滅の本日を避けて大安の明日9/3から刈取りを始める家もあるようだが、我が家ではそんなことは一切構わずスタートしてしまった)

涼しくなりつつあるとはいえ、まだ直射日光はジリジリと暑い。
どうにか夕方までには、最低限の面積は刈取りを終え、オダ掛けまで終えることが出来た。
完全に倒れてしまった稲は手刈りが必要だが、茎が起っているようなら機械で刈取りが出来る。
機械は効率的だが、万能ではない。

この稲束を、掴み、鎌で刈取り、藁で束ねる、という手作業を繰り返す。
米作りを身体で実感する。
この藁を掴む手の感覚が、田植えの稲を植える微妙な指先の感覚とあわせて、米を主食とする日本文化の源泉ではないか。
いつもそう思う。
オダ掛けされた稲
我が家では、今年も完全天日・自然乾燥のコシヒカリである(高価なコンバインを持たないためだ)。

このあと10日間程が、この地区では稲刈りのピークになる。
今年は茨城県の水稲作柄は政府発表では『やや良』とのこと。
たしかに稲穂の実の入りも良いと感じる。
うまい米が期待できそうだ。
農林水産省8/30発表 8/15現在のH24産水稲の作柄状況

2012年9月1日土曜日

ニホンミツバチの採蜜 〜『玉川はちみつ』の完成

本日(9/1)、ミツバチの巣箱を開けて採蜜を行った。

かねてより当ブログで情宣していたこともあって、常陸大宮市内在住の2組3人の見学希望があり、これらのお客さまを交えての巣箱の御開帳となった。

         

YouTubeに投稿されている採蜜作業の動画(ニホンミツバチの採蜜 Part1〜4)を元に、機材も市内の大手ホームセンターYで調達した。
特に、蜂蜜は『糖度(Brix)』により保存のための処置が変わるので、この『糖度』が正確に計れるかどうかが肝で、品質が左右される。
( ☞ 一般に、糖度が78%より低い場合、常温保存するとアルコール発酵が始まってしまい、保存できないということだ。(社)全国はちみつ公正取引協議会の定めるはちみつ類の表示に関する公正競争規約で、国産はちみつにあっては水分23%以下、つまりは糖度78%以上、と決められている。はちみつ類の表示に関する公正競争規約 別表に規定)
なので、蜂蜜用の糖度計もネット通販であらかじめ購入しておいた。

準備万端整え、この日を迎えた。
凝り性なのであろうか、このような場合には、かなり形から気合いを入れて入ることが多い。

         

屋根、天板、と外して最上段を切り放すと、ミツバチの巣本体が姿を現す。
予想以上の綺麗な巣であり、まさに蜂蜜色の蜜がにびっしりと詰まっている。
一同感激の瞬間である。
天板を外すと大小7枚の巣が姿を現した。
どれも密がしっかりと詰まっている。
全員が香り立つ蜂蜜の香りに驚いた。
箱が大きく動かされ、ミツバチ達は驚いているはずであるが、意外にもあまり攻撃してこない。

この段を切り離し、トレイに移す。
そうやっている間も、蜂蜜がポタポタ滴り落ちる。
予想以上の多量の蜂蜜が詰まっているようだ。
切り離したばかりの巣箱
まだ何匹かのミツバチが巣に纏わりついている。
強い蜂蜜の香りが漂う。
とろ〜りと滴り落ちる。
外した天板にも蜂蜜はびっしり付いている
天板に付いた蜂蜜の糖度を測定すると、なんと89.3%。

ベタベタするほどの高い数字に驚いた。

最上段を切り離し、巣にナイフを入れ、ひっくり返して同じように巣にナイフを入れる。

このように巣にナイフで切り込みを入れて、蜜がより滴り落ち易いようにするのである。
巣は予想以上に柔らかく、ナイフを入れると形が簡単に崩れてしまう。
その都度、密がじわ〜っとしみてで来る。
内部には蜜溜まりも見える
参加者のみなさんそれぞれ、蜜がべったり付いた巣の破片を口に運び、その甘さに驚嘆の声を上げる。


参加者の方へお分けするには濾過・瓶詰めなど作業が必要で、時間がか掛かるため、後日お渡しすることにした。

         

夜には早速、濾過作業と瓶詰めを行った。
トレイに溜まった垂れ蜜を、油濾しのペーパーで濾過してゴミ(巣の破片・ハチなど)を除去。
煮沸殺菌した瓶に流し込み。
この段階で再び糖度を計測したところ、90.7%。

かなりの濃さが確保できており、十分に長期保存に絶えられる品質である。
上出来である。ハチたちに感謝である。

まだトレイの中では蜜が垂れ続けているが、既に2,500g( 200g×8瓶 , 300g×3瓶 )を瓶に格納できている。
たった一段の巣箱(内寸W220mm × D220mm × H140mm)でありながら恐るべき蜜の量ではないか。

お手製のラベルを貼って完成。
『玉川 はちみつ (Tamagawa Honey)』と名付けた。
ラベルにもちょっと凝ってみた
やや濃いめの紅茶の色をした濃密な蜂蜜である。
初めて形となった『玉川はちみつ』(非売品)

この蜂蜜を心待ちにしている親類も沢山いる。
さっそくお裾分けするつもりだ。
皆の驚く顔と、喜ぶ顔が見たい。