ミツバチを相手にしているひとたちの間では、「ソメイヨシノが散った頃」という重要な目安がある。ソメイヨシノが散るころからミツバチの巣別れ=分蜂が始まるという永年の経験則である。元の巣から飛び出る群れを捕まえる貴重なタイミングだ。
この群れを捕まえるべく同好の士は諸々の工夫と努力を惜しまない。
やっと桜が咲き出してその時期が目前に迫ってきた。小生もソワソワしている。
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今年の新たな試しみである『Plein soleilⅠ型』(※)を巣箱に設置して回った。太陽光熱による単純な蜜蝋融解装置である。これで蜜蝋を溶かし、その時に出るミツバチが好む臭いを周辺に漂わせるものだ。
(2017/12/6ブログと2017/12/14ブログ)
当地でソメイヨシノが満開になったら、別途購入してあるミツバチ誘引剤(待ち箱ルアー)も取り付ける。これでほぼフルスペックの装備となる。準備万端で「その日」を待つことになる。
これから5月末頃までがメインシーズンで、一年の内で一番楽しい。良い結果が出ると良い。取らぬ狸の・・であるが、今年は12~15群程度を捕獲し、既存の群れと合わせて20群程で夏を迎えたいたいと考えている。夏以降に半数が逃去・消滅するとして、年末時点で10群程が残り、越冬できたら良い。
※ Plein soleil(仏):発音は'プランソレイュ'で「太陽がいっぱい」の意
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